イメージビジョンのライティング機材は一寸先を光に変える製品群だ

 一寸先は闇だというが、本当にそうだろうか。この年齢になると、妙に疑ってしまう。

 だいたい、ちょっと先が闇なら、人は動かなければいいことになる。まぁ、それはそれで楽かもしれないが、世の中、そういうわけにはいかない。そこで、闇に遭遇する。だが、その闇というのは永遠に続くものだろうか。

 有名な寓話というか、ケースがある。この欄でも一度取り上げたかもしれないが、敢えてもう一度書く。

 dicumbcacc452_1_42128-1.1442303510.1280.1280__36948.1442995491.1280.1280.jpgある野心に満ち溢れた青年がいた。彼は、米国のゴールドラッシュの折に、人が目をつけていない某所に着目した。思い切って借金をして投資をして、機材を揃えて、その某所を掘り進んだ。すると、見当通りに金が見つかった。それで借金を精算し、なおも掘り進んだ。もう、自分の儲けだけである。だが・・ある地点まで行くと、ばったりと金が掘り出せなくなった。掘っても掘ってもダメである。周りの人々も、金鉱掘りのベテランたちも、もう鉱脈は途絶えたと指摘した。彼は結局諦めて、機材を街の道具屋に叩き売ると、すごすごと撤退した。

 だが、その道具屋は何か勿体なさを感じた。そこで、地元の大学を訪ねて地質学の専門家に謝礼を払い調査してもらった。結果、なんと、その青年が掘ったほんの数メートルの深さのところに大きな金の鉱脈が存在していたという。その道具屋は二束三文で渋々買った青年の機材で掘り進み、大儲けしたという。

 ちょっと、踏み込めばいいのだ。一寸先は闇ではない。むしろ、一寸で止まっているから闇しか見えないのだ。実は、二寸、三寸まで行くと光がある。

 ちなみに、この話には後日談がある。その諦めて撤退した青年は、風の噂でそのことを聞きつけると、深い後悔の念で寝込んだという。だが、その病床の中で、彼は考え続け悟ったという。一寸先は光だという事実を。限界だと思ってもちょっと踏み込めば、その先には大いなる利益が眠っていると。さらに、そのためには経験則だけの意見ではなく、学術的な専門家の意見を聞くなど、視点を変えた工夫も必要だと。その後に、彼は病床から起き上がると、保険業界に入りセールスマンになった。この時の気持ちが活きた。二寸先、三寸先まで踏み込んで、トップセールスマンとなり、ついに独立して保険会社を起こした。その会社が確か、有名な保険会社だったはずだが、忘れた。いずれにしても、一寸先は闇どころか、実は一寸先まで行くと光なのである。

 このケースは大きな事業の話だが、ごくささいな人の習慣というのにも通じる。これも本欄では良く触れているのだが、人には変わることを拒絶するという脳の習性がある。これは仕方ない。ひとつの状態を保つと、防御本能が働くからだ。例えば、今日からダイエットのために毎朝、腕立て伏せを50回やろうと決めたとする。だが、3日目くらいになると、何か邪魔が入ったり体調が悪かったりと止めてしまう。これは、本当に邪魔が入ったのではい。具合が悪かったのではない。いや、そういう事実は若干あったとしても腕立てをサボるほどのものではなかったりする。これまでのブヨブヨの自分を保ちたいという脳幹の働きなのだ。だから、こういう場合でもともかくやってしまう。一寸先から少し先に行ってみるのである。すると、脳は新たに毎朝腕立て伏せする自分というのを保とうとする。そうなったらしめたものだ。

 よく会社に文句を言っている人間がいる。では、転職したり独立すればいいのだが、そういう行動は取らない。いや、いざそのことを実現できる段階になると、足が竦んで、やはり不満のある境遇に留まってしまうという人をたまに見る。これも、脳幹に支配されているということになるのだろうか。こういうタイプはまさに、一寸先は闇かもしれない。

 ところで写真用品である。イメージビジョンというライティング機材などを発売している企業がある。今月に入り、移転したのだが、その新社屋のスタジオスペースはかなり広くなっており、様々な機材が試せそうである。さらに、ここが発売したカクタス45おりたたみアンブレラは、50センチ程度の大きさにまで折りたたんで収納できる。もちろん、強い光を拡散し、自然でやわらかな光を拡散できる。使いやすく、かつ品質が優れているのだ。こういう商材を持つイメージビジョンは、常にアイテムを増やし、このアンブレラのようなユニークな商材を展開している。来月には大型の吊り下げ型のライティング機材も発売するようで、常に一寸先も二寸先も踏み込んでいるのだ。

 まさに、イメージビジョンのライティング機材は一寸先を光に変える商品群なのだ

 しかし・・本当にそうだよなぁ。一寸先は闇なんて、誰が行ったのだろうか。どうも、ことわざとか格言というのは、昔ながらの防衛本能に根付いたものが多い。時代は変わったのだから、新たな形になったほうがいいと思う。そもそも、ことわざというのは非常に矛盾している。「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」は、一度決闘して決着をつけて欲しい!
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kii

深いですね。
ジンと来ました。
by kii (2016-10-23 17:13) 

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