よしみカメラの忍者レフはレフ板の枠を超えたレフ板だ

 レッテル張りというのは、全く意味をなさないだろう。
 もはや、あらゆる概念は固定化できないのだ。いや、もともと固定したレッテルを貼れるというのは無理があったのだが。適当に安心したいがために、レッテルを貼るという作業を延々と繰り返していただけである。例えば、正義、ということを振りかざす人間は多い。が、日本で言えば戦国時代には、今ある正義などは意味のない概念だったはずだ。

もっとわかりやすい例を挙げよう。このほど、性犯罪についての改正刑法が成立したのだが、これまでの強姦罪の名称を強制性交罪に改め、加害者は男性、被害者は女性という規定を撤廃したのだ。つまり男でも強姦の被害者になるということ。これを法律が認めたことになる。こんなことは、一昔前の頭脳であれば、ついていけないことだろう。

まぁ、この事からも理解できるように。法律は堅苦しい固定的なものではなく、世の中の実情を汲むものであることもわかる。汲めない流動的な部分は、解釈の範囲で適用できたりする。法律は冷たいものではなく、面倒見の良いものだというレッテルを覆すイメージが成立する。

これは現代の事象にも当てはまる。某新聞社のコラムに、イクメンという言葉に関して、男は育児に参加しないという概念があるゆえの言葉、とあった。本来、家事育児などは夫婦で手が空いている方がタイムリーに行うべきだ。そんなことは男女同権の世の中では当たり前だ。それを女性の配偶者が行うという固定概念があるからレッテル張りの言葉が生まれて、それをネタに非難されたりする。馬鹿馬鹿しい限りだ。

そういう意味では、よしみカメラの忍者レフなどは、レフ板という概念を崩すようなレフ板だ。ともかく軽量でコンパクト。電車、バス、飛行機などのガラス越しの撮影にも最適だ。

まさに忍者レフはレフ板の枠を超えたレフ板だ

しかし、よしみカメラさんの商品名のネーミングはいいなぁ。型番だけのパターンが多い用品メーカーも見習うべきだろうなぁ。

忍者レフ低解像度.jpg



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kii

ネーミングの良さを非常に感じる大ヒットベストセラー製品だと思います。やっぱりファーストペンギンは強い!
by kii (2017-06-20 09:21) 

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