エヌイーピーが販売するスモールリグはポイントを外さないアイテムだ

 白亜紀にステノニコサウルスという恐竜が存在した。いわゆる、恐竜のイメージというのは図体が大きく運動能力が発達しているものの、知能がいまひとつ低いというものだが。そういう従来のイメージとは全く異なり、体調はせいぜい2メートルほど。また頭脳の容量が大きかった。二本歩行をして、前肢の指で器用にものをつかんだという。

w305__N_1126356p1スモールリグ.jpgもし、恐竜が隕石の衝突などで死滅しなかったら、進化したのは、この種だったのではないかと言われている。で、この種の強みは、その高い知能と器用な前脚ゆえに、ある程度の環境に適応できたということだろう。今まで、多くの動物が地球では栄えたが、よく言われるように、環境に適合するものが生き残るということは事実だ。

これは、企業にも言える。企業も、どんなに売り上げをあげても、やがてくる市場環境の変化についていけないと、結局は滅びる。逆に、これができれば規模に関係なく、生き残るどころか、常に安定した利益もあげられる。

主に、放送関係ルートに多くの商材を提供するエヌイーピーという企業がある。こここそ、まさに環境の変化というか、周囲の意向に密着してビジネスを展開し、時期に関わらずに安定した売り上げをあげている。実際に、同社の社長に聞いたのだが。自分らで独特の製品を企画するというよりも、得意先である放送関係の人々や、取引先の放送機器メーカーの意向を聞いてほしい商品を発売するという流れを特徴にしている。望まれていた商品なので、確実に売り上げが見込めることになる。また、それをベースにやや、一般的にした商品も発売することがあるが、これは市場の要望にそれていない商品となるので、きちんと売れる。

昔というか、今でもあるが。各試験に合格する訓練の一つとして、一問一答式の問題を解くというのがある。これにより、重要ポイントもわかるのだから、この後で基本書的な参考書を読んでも、ポイントを外さずに流れを理解しやすくなる。有効なやり方だ。

エヌイーピーのやり方は、このやり方に似ている気がする。市場の要望を外すことなく、一定の売り上げをあげるわけである。で、同社が外部の取り扱い商材として扱っているのが、スモールリグである。カメラを本格的な動画用機材並みに、変えてしまうリグである。これは、今の動画撮影への要望にもぴったりとあっている。外さない商材を発売しているのである。

まさに、エヌイーピーのスモールリグは市場を外さないポイントを押さえた参考書のような機材、なのだ。
しかし、本当にそうだよなぁ。。まず、欲するものに対応することだ。流れに乗っていくことだ。高級酒が流行るときは、高級酒を安酒が流行るときは安酒を、だ。。
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