ハクバの新バッグ群は新鮮な決断を感じさせるのだ。

 新しいことをやるのは難しい。これは、前回のKANIフィルターの記事でもって書いたが。リスクを読まない向こう見ずさが必要となるからだ。

20181220_111242.JPGだが、それでも人は新しいことをしないといけない。現状維持は退歩になるからだ。これは単純に、自分の身体を考えてみればわかる。年々年をとるし、当たり前だか頭脳の回転は悪くなる。新たな踏み出しかたが必要となるのだ。給料だって、現状維持で物価上昇を考えてもらわないと困るだろう。サラリーマンを死ぬまでやるなら、会社の動きを待たずにスキルなどを磨き転職するなり、会社内でアピールするしかない。あるいは、いっそ起業して稼ぐことを考えるかだ。

だが、なかなか人は決断できない。では、どうするか。ある意味、シンプルである。迷いが湧く前に決断してしまうのだ。そうなったら、もうやるしかない。前を向くしかなくなるからだ。渋沢栄一は、いくつもの事業を起こした人間だが。その成功の秘訣を問われて。いろいろ要素はあるが、と前置きした上で。ひとつあげるとしたら、断、の一文字だろうと語っている。ただ、断、だ。

もちろん、これは企業の姿勢も同じだろう。断、を早くやれば少なくとも活性化する。

ハクバ写真産業の新バッグ群は、非常にオシャレで機能的だ。しかも一気に出しており、何か躍動を感じたのが年内最後のほうの取材の印象だった。

まさに、ハクバの新バッグ群は新鮮な決断を感じさせる、のだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。新年は、こちらも、断、断、断、と行くか。今年も駄文を読んでくださりありがとうございました
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KANIフィルターは痛快なバカモノなのだ

 以前にフォトネクストの絡みでも書いたのだが。やはり、時代を動かすのは馬鹿者だ。

51tHvrszC5L._AC_SY400_.jpgなぜならバカモノは、空気を読まず、利害を読まず、何よりリスクを読まないからだ。先週まで放送していた大河ドラマの主人公の西郷隆盛も語っている。命もいらず名もいらず金もいらない、という人は始末に困るものなりと。その始末に困るバカモノが世の中を動かす。これは、自分のことでもあり、幕末の剣客の山岡鉄舟のことでもあったようだが。先が見えない、あの時代はそういったバカモノが多かったのは確かだ。これは政治方面だけではない。これも、この欄に書いたのだが。明治になり、今の専修大学の元を築いた米国帰りの若者たちは、法律を日本語オンリーで講義する、という当時としては異色な動きで学校を設立し今にいたるだ。実業界では、女性の身ながら男ばかりの炭鉱で、ピストルを懐に入れながら鉱山開発に携わった広岡浅子は空気を読まないバカモノだ。

だが、これらバカモノが近世日本を創った。

ところで、写真用品である。その意味では、KANIフィルターの姿勢は、まさにバカモノだ。ともかく、こだわりのあるカメラ好きの人をターゲットにした製品を出し続ける。ある意味、空気も利害も読まないバカモノだ。これは業界紙のほうにも書いたのだが。そのKANIを国内で展開するUCTの社長によると。販売予測なし、在庫負担などは何とかなる、という感じだった。仕事を楽しむのが第一という社風のようだ。だが、このバカモノさが貴重だし、マーケットを動かす。

歴史の話に戻るが。上杉謙信という武将は、戦をスポーツのようにとらえていて利害より戦いかたにこだわったという。利を得るための手段として戦をやる。できればコストがかかるから、他国侵入のために別の手段があれば、そちらを優先した武田信玄は迷惑千万でやりきれなかったという。

だが、形の上で武田家は滅んだが、上杉家は残り有力大名として幕末まで続いた。

KANIフィルターは角形メインで空気を読まなくても、利害を考えなくても、市場を動かし名を残すかもしれない。この痛快なバカモノにエールを送りたい。

まさにKANIフィルターは写真用品業界の流れを変えるバカモノだ

しかし、なんか面白いよな。ここの動きを見ると、自分の中途半端な行き方が馬鹿馬鹿しくなる。もう清酒をガンガン呑むぞ。。飲み放題コースで。。
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ケンコートキナーのプリントスは明治維新のようなパワーがあるのだ

 当たり前の話だが、ゼロの状態からでないと創造は生まれない。そのためには、一度破壊というプロセスを踏まないといけない。今年の大河ドラマの西郷どん、には破壊と創造がきっちりと描かれている。諸説あるが、西南戦争は結局は最後の破壊行動とも考えられるのだ。

yjimage.jpgだが、この破壊というのが難しい。だいたい人は徹底的にはできずに、自分の都合の良いエセ破壊にすりかえるからだ。徹底的な破壊というのは、この都合の良い部分もなくすことだからだ。

例えば、サラリーマンが起業するというのは素晴らしいことだ。だが、自由と引き換えに安定は捨てることになる。当然なのだが、意外に安定を保ちつつ自由もというパターンに陥る。対人関係だって、嫌な奴とも離れられるが、良い人間との縁も切れる可能性があるのだ。それでも決断する覚悟が必要だ。

その点では、ケンコートキナーが販売を担当するプリントスは、まさに従来からの常識を打ち破っている。何せスマホの画面そのものを撮影するというユニークで斬新な発想で生まれた。まさに破壊し創造しているのだ。

ケンコートキナーが販売するプリントスは明治維新の原動力のようなパワーがある、のだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。酒も日本酒のあとにビールを飲んでもいいのだ。破壊だ

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エツミ発売のシモダデザインバッグは世間の洗脳を解かせるのだ

 以前にも似たようなことを書いたが。気になるテーマなので敢えて書く。人間の根本は善か悪かだ。結論というか、ただのオヤジの推論としては、状況次第で変わることを前提に、少し程度の善と割と大きな悪に向かうと考えている。

もちろん、一部の人間達を除く。心底から善を為す人や桁外れな悪事を平然と働く人間が、この世にはいるからだ。それ以外の大多数の人間にはあてはまると思う。

capa_40_2color.jpgまず、善の面だ。一般の人間でも、人が明らかに困っている場合は手を差し伸べようとする。だが、自分の身が危うい場合はどうだろうか。ここで多くの人間が脱落する。ただし、自分の関係者であれば度合いは拡大はする、といった程度だろう。善は限定される。では、悪はどうだろうか。

これは日頃、普通の人間でも状況によっては信じられないことを、やったりする。殺人や傷害、さらに陥りやすいのが各種ハラスメントだ。これに関しては、置かれている地位や周囲の環境に応じて、かなりエスカレートする。本人でさえ気がつかないほどだ。よく自殺や過労死などの問題が生じ、加害者の立場に立った上司なりが、そのつもりはなかった、と証言しているのを読むが。これは、無意識のうちにある自らの悪というか支配欲が表れたのだろう。

いつの間にか、何してもいいと思う。これは小さな世界で支配欲を発揮している地位の人間に多い。大学の研究者や中小企業経営者あるいは大手なら比較的に周りから独立したセクションの部署の長か。公的な関係なのに、私的な感情を持ち込む。その異常さに気がついてないのだ。悪は限定解除が逆にされて無限に拡大するのだ。これは。。これも素人考えだが。。動物としての人間は、攻撃欲と現状保存欲で身を保つ。つまり、攻撃して獲物をとり食いつなぐようにする、というやつだ。そのために、自らの支配下に置き優越的地位におき、それを保つために、さらに踏み込んで、その人間の内面を支配しようとする。こういう図式ではないだろうか。

ちなみに、こういった本能に根ざした行為を規制するには、どうしたらいいのだろうか。やはり動物であるが、人間でもあるということを思い出させることだ。人間は複雑な社会を形成しているので、その社会を円滑にするために、ルール、即ち法律がある。これが適用されることを示し、自分にかけた洗脳を解かせるのだ。これは、ストーカーと言われる人たちにも適用すべきだろう。

ところで、写真用品である。エツミからシモダデザインという、本物志向のバッグが発売された。探検家でもあるデザイナーが創った商材で。ともかく、堅牢だし使いやすいし現場に向く。観念やファッション性だけで作られたバッグのユーザーには、現場という現実に目が醒めるだろう。

まさに、エツミが販売するシモダデザインのバッグは余計な洗脳を解かせるのだ

しかし、本当にそうだよなぁ。よく組織ができると派閥ができる。まぁ、利益団体なら仕方ないが。ただの飲み会でも、できるケースがある。そんなのは大酒呑めば関係なくなるはずだ。ただの飲み会なんだから。


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ハクバのインダツーはバッグ販売戦場で勝ち抜ける商材だ

 損して得とれと言うが、逆に言うと得しようとすると損が襲ってくる。

4977187206302_00180_l.jpgだいたい、こちらのような多くの小市民は、損はしないようにという基準で行動する。これは、当たり前のことだ。が、こうなると一定の旗色を表明するとリスクを伴うために、それを避ける。結果、あやふやでなぁなぁな態度になり、逆に世間からつけこまれる。さらに言えば、本来、人は動物であり自己を発散すべきものだから、精神的なストレスも溜まる。胃の調子も悪くなるだろう。

なので、一見損してもいいから。人を非常に傷つけるという場合でなければ、損でもなんでも自己をオープンすべきだろう。馬鹿にされても、フラれてもいい。ストレス貯めた上に損をするよりはいい。

昔の剣術に関してもそうで。生半可に道場剣法等を学ぶと、かえって肝心の斬り合いに弱くなる。自分の体格などに合わせた間合いが崩れ、柔軟な動きができなくなるからだ。本欄でも書いたが、ちょっとした道場の達人の武士が、突っ込んできたヤクザものに呆気なく刺されて死んだ記録がある。そのヤクザものの額には三筋の切り傷がついていたという。武士の身体に到達するまでに、三回は面を打たれたのだろう。

宮本武蔵などは、この点はわかっていて佐々木小次郎は丸太のような長い棒で倒した。そんなものだろう。逆に荒木又右衛門などは伊賀の仇討ちで、武士同士には勝ったが。参加した下男からは棒切れで殴られている。

いずれにしろ、超天才でもなければ、下手な動きはせずに自己をオープンのままに行ったほうがいいのだ。結局は、それが本人の得につながる。

ところで、写真用品である。ハクバからこのほど、半杭誠一郎氏デザインのインダツーというバッグが発売された。半杭プロジェクトのバッグと言えば、品質も価格も高級で庶民には手が出にくかったが。このほど、製造を海外で行うことで、手に入りやすい価格にした。インダツーと言うように派生商品的にオープンにして勝負している。服のほうの、なんちゃってブランドとは違う。その開き直ったオープンさが、かえって人気を呼びそうだ。

まさに、ハクバのインダツーはバッグ販売戦場でも勝てる商品なのだ。

しかし、本当にそうだよな。なんでもオープンに限るよ。人生は長いようで短い。安酒でもなんでも酔うために呑めばいいのだ

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