写真用品企業は失うことを恐れずにガムシャラに前向きに進んでいくのだ

 年末ぎりぎりだが、スマホの機種変をした。データ移行がうまくいかずに、多くの方々の連絡先を失ってしまったのである。これは、こちらのように、ある意味人脈で仕事をしてるような者にとっては、痛手である。困ったものだ。

だが、である。よくよく考えてみれば、失うことというのは多くの起業家が経験していることもであサンアイフィルム.jpgる。何かを得たら、何かを失うというやつだ。実は、年末にハーマンのフィルム(写真)を提案し、いきなり注目を集めた3iを取材したのだが、その時に同社を起業した社長に聞いた。自分は、心拍数が多い。サラリーマン時代と違って、常に心は落ち着かないという。さらに、休みなどはない、と明言していた。これは、実は多くの起業組が語っていることであった。そう、曲がりなりにもサラリーマンをしていれば、一定の期日に収入がある。だが、自分で運営していたら、そうはいかない。この月に多くの利益があっても、次の月に同じものがあるとは限らないのだ。

しかも、これはこの欄でも記事でも書いたのだが、だいたい起業して企業を成功している人というのは、サラリーマンとしては優秀だった人が多い。その人間が、その地位を捨てて、安定というのを精神もひっくるめて投げ捨ててきたのである。それは、自由さやクリエィティブ的な意欲あるいは、やり方次第では高い年収は手にはいるかもしれない。が、失うものも多いのである。それでも、前に進むためには走っていくというわけだ。

失うものがあっても、がむしゃらに進む、このパワーがあれば多くの日本人は、まだまだいけるのではないだろうか。キャッシュを失っても、USスチールを手に入れたかった日本製鉄には期待したい。

ともかく、2024年の写真用品企業も失うことを恐れずにガムシャラに進んでいくのだ

しかし、人はともかく進んでいく。それしか生きる道はない気がする。現状維持は退歩と一緒になるだろう。2024年は何がおきるかわからないが、それでも進んでいけばなんとかなるだろう、と思う。

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フォトプロのカメラクーラーは浅沼商会の英雄的な振り幅を感じさせるのだ

 この欄でも、たびたびネタとして記載しているが。歴史好きである。では、なぜ好きなのかというと、学問的にではない。それなら、迷わずに史学科に進んだはずだが、そんな選択肢はしなかった。要は、歴史上にあらわれる無数の人間たちに興味があるのだ。

なにせ、歴史上の人物である。ややマイナーな人物も含めれば無数存在する。しかも、その人間の人レンズクーラー.jpg生全てを既に知っている。それにより、人間研究が進むというものだ。で、思ったのだが。成功論である。成功するには、何が大切か。いや、そんなことはわかりはしない。成功するのは、どういうタイプなのかということなら少し見えてくる。

代表的なパターンを挙げる。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3者のうち、一応戦国時代を完全に終わらせ長期政権を築いたのは徳川家康である。あまり注目されていないが、彼の特質は振り幅の広さである。これは、大河ドラマでも誇張して描かれていたが、ともかく感情的である。なにかあったら、怒り、泣き、イラつく。そうかと思うと、一転して落ち着いた風情を見せる。狸親父のイメージが強いが、ともかく振り幅が激しいのだ。もっとも、この振り幅の広さだけなら、織田信長、豊臣秀吉でも同様である。信長は落ち着いたり、怒ったりと忙しいし。秀吉も大泣きしたり大笑いしたりと大変だ。だが、この振り幅だけではない。徳川家康には徹底して過去に学び、それを己に取り入れるという努力というか習慣があった。

これは強い。徳川家康だって、1500年代の人物だ。つまり、1500年間の事象や人物を知ることが可能なのだ。現実に、彼は吾妻鑑などの歴史書を暇があると読みふけっていたという。これをもとに、また自らの人生経験の蓄積を明確にルール化して取り入れていった。つまり、振り幅と歴史上の事柄も含めた過去のデータ化と活用である。これができたから成功者たりえたということだ。

徳川家康というのは、実はひらめきと決断力のある信長に負ける。また、アイデアと機知に富んだ秀吉にも劣る。だが、彼ら天分を持っている人間は、過去の記録をデータ化しなくても自らの才で切り開くことができるが。その才能ゆえに人の気持ちがわからずに憎しみを背負ったりするし、才が衰える高齢になるとガタガタになる。だが、そうではなくデータ化することで、人からの憎しみを負うことは回避できるし、自らが高齢になろうがデーターを共有すれば、その指針は行き渡る。凡人が天才に勝つ典型なのだろう。いや、これを徹底できるのだから、徳川家康は偉大なる凡人というやつだ。

ところで写真用品である。前回、この欄では浅沼商会がキングブランドでレンズヒーターを発売した件について触れたが、今回はフォトプロブランドのカメラクーラーの販売を開始した。動画撮影などで長時間使ってオーバーヒートしたカメラ本体を冷やす。簡単にカメラに取り付けることができるし、非常に扱いやすい。それにしても、ヒーターで温めて、さらにクーラーで冷やすという機器を立て続けに世に提案する。

まさに、フォトプロのカメラクーラーは浅沼商会の英雄的振り幅を感じさせる製品、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。浅沼商会は創立が1871年だ。わかりやすく言うと、徳川慶喜公が大政奉還してからわずか4年後である。それこそ、歴史上の偉人と言われる西郷も大久保も勝海舟も生きていた。そんな歴史を背負っているのだから、それは多くの経験則やデータも持っているんだろうなぁ。。
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キングのレンズヒーターは全ての人の心を暖めるのだ

 夜、帰宅する際にイルミネーションを飾っている住宅がある。もちろん、イルミネーションなどはこの時期、繁華街で散見される。だが、住宅地で見るのは、ちょっと珍しい。

そういう意味で注意深く見ると、たまにだが住宅にもイルミネーションを飾っている光景があった。浅沼レンズ.jpgもちろん、規模の大小はある。家全体を覆うようなものから、外から見える窓辺の中に、ちょっと飾られているものもある。

以前は、こういうものは気にも留めなかった。というのは、実利はないと考えていたからだ。今から考えると、どれだけ心がさもしいのかわかりそうなものだが。仕方がない。だが、である。夜、寒い時に道を歩くと、ふと心が和らぐのだ。つまり、イルミネーション同様に心の中にも灯りがともるのである。結局、こういうものは、人がホッとできる存在なのだ。すなわち、ちょっとした気遣いの芸術品のようなものは、どれだけ人の心を和ませるかなのだ。

見落としがちだが、そういった存在は、どんなジャンルのものにもある気がする。例えば、写真用品である。つい最近、浅沼商会からレンズヒーターが発売された。文字通りに、レンズを温めるための用品である。レンズに巻きつけられるようになっている。この用品については、本当にすべての撮影者というよりも、寒冷地での撮影に挑む、野鳥撮影や星景写真撮影を楽しめるような人々がいいのだろう。だが、逆に考えれば、そういう層に確実にアピールすれば、堅調に売れる商品だろう。買った人も、買ってもらった会社もどちらも温まるということだ。

まさに、キングのレンズヒーターは買う側も売る側も心が温まる商品、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。。わかる人はわかるし、常に一定の需要のある商材だ。寒い時には、レンズヒーターという常識ができそうだ。あくまで、一部の人にだが・・。
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