ハクバ写真産業のGW-PROは甲子園優勝校を想起せせる正統派バッグだ

 世の中、明らかに変わってきている。高校野球を観ていて改めて思った。

周知のように、慶應高校が優勝した。神奈川県民に言わせると、もともと地元では野球の強豪として知られており、県大会レベルではそこそこ強かったらしい。だが、こちらは県民ではない。しかも、慶應といえば、スポーツマンは多そうだが、熱球少年というイメージはなかったからだ。

だが、優勝した。エンジョイベースボールを掲げ、選手個人の自主性を重んじて、監督を、さん、付ハクバ新バッグ.jpgけで呼ぶ。さらに言えば、頭がサラサラヘアーというのも良かった。ちなみに、同校の場合は野球だけでは、入学を認めないらしい。ある程度の成績が必要だし、あとは幼稚舎からあがるか、一般入試であがるか。それらの選手が混同し在籍している。このうち、一般入試で入った選手は、小学校時代に受験期間に入ると、一日10時間近く勉強をしたらしい。入学後も野球だけやってれば、いいというものではないらしい。同校の基準の成績を満たせないと容赦なく落第させる。米国の大学並みだ。

要は、頭脳明晰でスポーツ能力に優れ、また精神的にもバランスの取れた生徒らということだ。

実は、こちらみたいな昭和世代は、甲子園に出る生徒らといったら、いわゆる熱血の坊主頭の野球一筋のイメージがあった。が、こういうスタイルだから勝てるという概念は崩れ去ったのである。考えてみれば、通常で考えると高校野球といえども健全なる高校生のスポーツの一環なのだから、ある意味正統派の正しいラインなのである。勉強にスポーツに過不足なく頑張り、性格は穏やかに爽やか、これは理想的な高校生なのかもしれない。

こういう正統派というのは、いままで実はどこか敬遠されていた。これは、高校野球に限らずである。全て、専門的な方向の人間、多少は偏りがあってもよかった。だが、考えてみても、正統派が本流というのは当たり前なのである。

司法試験というのがある。以前ほどではないにしても、メジャーで最難関な試験である。これを受けるために、働きながら苦節何年あるいは十年以上など、昔から言われている。だが、である。その働いている時間を金で買って、勉強に集中したほうが受かりやすいに決まっている。もちろん、親の資産があればこそ、できそうだ。奨学金という方法があるが、後で必ず返済が迫ってくるし、精神的には不安定な部分が出てくる。

つまり、正統派の部分が正当に結果を出す。こういう流れも改めて認識されたということだろう。変化の時代と言われているが、正統なものも普通に脚光を浴びるという当たり前の時代でもあるのだ。

ところで、写真用品である。ハクバ写真産業は、このほどGW-PROという同社オリジナルの定番ブランドの本格派ラインを発売した。しばらく、多くの社がカメラバッグの本格派への開発については様子を見ていた時であった。これは、評価された。正統派の商材を久しぶりに市場に提案したのである。

まさに、ハクバのGW-PRO新製品は甲子園優勝校の勢いを彷彿とさせるバッグ、なのだ。

しかし、、そんな正統派の時代に、こちらのような非正統派はどうしたらいいのだろうか。ちょっと、考えてみたら、もともとメジャーな人生ではないのだ。その、ひっそりとした部分では変わらずにテキトーにやってもいいのではないか。改めて安酒でも呑むか。
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マルミ光機のキヨシタツノリミテッドエディションは限界を超越した製品だ

 物事には限界がないのではないか、と思うことがある。特に、人間の能力というかそういうものだ。もっとも、それでも事実上は能力の限界というのは存在する。だが、それは思い込みかもしれない。

思い込みというのは、限界など物理的に突破できる、などとは思わない。人の能力は、かなりの知マルミ新フィル.jpg力、体力を秘めており、いざとなったら発揮することがある。いわゆる火事場のバカ力とかで言われる。だが、そんなものは普段から出せないのだろう。無理に出していたら、多くの人間は脳も体も消耗しきってしまう。つまり、大いなるパワーは、日頃は本人の平穏を保つために封印されているのである。

こういうことではなく、意識の問題の話である。プロ野球選手にたとえよう。ここに、コンスタントに2割6分くらいは打てるバッターがいたとする。守備も、格別うまくはないがミスはしない。そういう、地味な選手はファン層からは全く人気がないだろう。なので、チームが勝っているうちはともかく、負けが込むと、その地味さを指摘され批判されることもある。だが、こういう成績だったら、球団側はクビにはできない。

では、この時点で何が起こっているのかというと。ファン目線の高い期待ポイントと、球団側の現実的な現役維持許可ポイントが乖離しているということだ。この場合、移り気なファンのポイントよりも、現実的な球団経営側のポイントを優先したほうがいいに決まっている。そうなると、ある意味この選手はファンすなわち世間の揶揄には耳を傾けない、ただ客観的ポイントだけをクリアすることを考える。まさに、己を灯として己を拠り所とせよ、の精神になれる。これは、ある意味無敵な境地なのではないか。

ある一定の客観的基準クリアを目標として、外野からの話は黙殺する。こういう目標で開発される商品は、まさに逸品が多い。

そういう意味では、マルミ光機の新製品であるC-PLのキヨシタツノリミテッドバージョンは、世間の目のポイントなどを無視して、自己の追求のためだけに開発された製品といえそうだ。プラズマ・スパッタリングを採用して、超低反射、カラーバランス、機能性に最高なパフォーマンスを持たせている。開発に突っ走った製品である。

まさに、マルミのC-PLフィルターの新製品は、世間の目よりも自身の目標を掘り下げたプロのメーカーらしい製品、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。お釈迦様だって、天上天下唯我独尊と言っているじゃないか。そういう視点をもっていれば、集中力も増すし信じられないレベルのものを創れたりするものだ。
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