ケンコー・トキナーのメビウス接続キットは強いアニメのロボットのような凄味がある

 一応、子供の頃というのがあった。その際に、ロボットアニメみたいなものを見ていたのだが。妙に印象に残った部分があった。

確か、敵方の悪のほうのロボットである。正義のヒーローロボットがあまりにも強いから、首領は2mobius_connectionkit.jpg人の幹部の推奨する怪獣ロボットらを戦わせて、勝ったほうに正義ヒーローに挑戦させていた。より強いほうをである。だが、これでも勝てないこともわかった。そこで、その首領は、2つの戦闘ロボを戦う前に怪しげな光線を出して合体させて強力なものに仕上げてから、正義のロボットに立ち向かわせた。すると、さしもの無敵の正義ロボットもかなりピンチに陥ることしばしばであったのだ。まぁ、最終的には正義が勝つんだけどね。

いずれにしても、この合体という概念には子供心にも感心した。良いところを合わせれば無敵になるからだ。が、これはさらに考察を重ねると、ある種の開き直りのような展開だ。どうせ、戦うなら合体させるに越したことはないだろう、とかいう。恥も外聞もない。ともかく、勝つためには手段やスタイルやプライドなど、どうでもいい。事実、出来上がった悪のロボットたちは、無類の強さだったものの非常に不格好なものであった。

だが、どうだろうか。これこそが、人が生きていくうえで神髄とでもいうべきものではないか。開き直り、カッコなんかどうでもよく、ともかく戦いをしていくのである。崇高な使命などどうでもいい。ともかく、挑んでいく。まったくスマートではない。が、こういう在り方は結構、好ましい。

生きていく、というだけのパワーを感じるのだ。

ところで、写真用品である。ケンコー・トキナーが同社のメビウスブランドの商品として、天体望遠鏡の鏡筒とカメラを接続するためのキットを発売した。望遠鏡とカメラ。ともかく、星を観るなら望遠鏡なのだから、それとカメラをうまく組み合わせれば抜群の星の写真が撮影できるかもしれない。なにか、この組み合わせには妙な強みを感じるのである。

まさに、ケンコー・トキナーのメビウス接続キットは、開き直った戦闘ロボのような強さがあるパーツ、なのだ。
しかし、本当にそうだよなぁ。開き直った奴が強いと思う。そもそも、背水の陣というのは、背後に川があり逃げ場がない中で追い詰められた軍勢が驚異的な強さを見せたことに由来する。この背水の陣効果が強さとなって現れるから、人は開き直るとつよくなるのか。。
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