ベルボンのハンドストラップ付クイックシューは一挙両得の妙の品だ

 異質なモノ同士の組み合わせというのは、さまざまな効果を産む。

例えば、人と人との組み合わせなどだ。実業の世界では、ホンダの本田宗一郎と営業担当の藤沢武夫とのコンビである。頑固な技術屋と営業のプロのコンビだ。この二人で世界のホンダの基礎を築いたのだ。ちなみに、この二人は引き際も見事であり、まさに名コンビであった。

tn-3.jpg歴史的には、織豊政権時代の徳川家康と本多忠勝のコンビだ。熱いものは持ちながらも苦労人ゆえに猜疑心と慎重さを持った家康と、ともかくタダ勝つだけの忠勝。このコンビが創成期を支えてきた。これは、幕末の大老の井伊直弼と長野主膳の組み合わせも同様で、家柄は抜群だが不運が重なりくすぶっていた直弼と、正体不明だが才気であれよあれよという間に名がしれわたった人物。面白い組み合わせだ。最後は感情に負けた西郷と最後まで自分の信念を貫いた大久保。何をやり出すか、わからない高杉晋作と偉大な常識人だった木戸孝允。異質な人同士のコンビは国をも動かす。

これは、モノについても同様だ。と、ここで写真用品である。ベルボンがこのほど、クイックシューの新製品を発売した。と、これだけでは珍しくもないが。なんと、ハンドストラップが付いている。カメラのホールド感を高め、そのまま互換クイックシューの代わりに取り付けられる。持ったときのハンドストラップのパッドも実にいい。まさに、一挙両得で質を高めた商品だ。

まさに、ベルボンのハンドストラップ付クイックシューは組み合わせの妙のアイテム、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。組み合わせは大切なのだ。だが、焼酎をビールで割る組み合わせは最悪だ


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