来週のフォトネクストもPAFも恐ろしいほどに見る価値があるのだ

 来週はフォトネクストがあり、さらにPAFという新しいイベントが開催される。それぞれ、面白そうではある。だが、まぁ、ここは個人ブログなので、極めて主観的な観点からそれぞれのショーの魅力というのを語ってみたい。

パースペクティブ.JPG まずは、フォトネクストである。こちは、既に評価の定まっているショーであり安定感がある。だが、さすがに安定にアグラはかかない。今回は10周年ということもあり、副業から始め堂々と専業になったカメラマンたちのノウハウを公開するようなセミナーや、ミラーレスカメラの体験コーナーなど盛りだくさんの内容だ。その一方で、衣装屋さんの出展も増えており、ベーシックな部分をフォローしつつも様々な方面に目を配っている。だが、評価は安定しているせいか、既存の出展メーカーらも、この場で新製品や新サービスを提案する動きも目立っている。

特に注目しているのが、エグゼックという写真のネット販売システムを立ち上げて多くの顧客をつかんでいる企業だ。こちらは、もともとはIT企業だったという原点に立ち返り、ネット販売システム以外の新サービスを豊富に提案している。具体的には、さすがにIT企業らしく精度の高い顔認証システムを使った、制作側の負荷を大幅に軽減したアルバム作成サービスや、写真のクラウド納品サービスなどだ。ちなみに、ミニラボに関するサービスも提案しているが、こちらはプラザクリエイトと連携しているとのこと。プラザの大島社長といえば、もともとはベンチャーの走りのような経営者だ。エグゼックの社長もやはりIT系のベンチャーだ。革命児は革命児を引き寄せるか。。さらに、老舗の浅沼商会も負けていない。この場を活用して、なんと新ブランドをお披露目する。パースペクティブというドイツの企画の製品群だ。これまで、やや一般よりなバッグ製品を扱っていた同社が、ついに本格的なバックパックに参入するのである。これだけでも驚きだが、さらにベーシックを重んじる渋い浅沼らしく、フォトフレームをガラスではなくPET板をつかった形で提案する。一見地味だが、これは、結構革新的な動きなのだ。友禅和紙のフォトフレームも出すし、人気のアイフッテージには新シリーズを提案するし。

前々から思っていたのだが。浅沼は一見、老舗の大人しい雰囲気だが、その皮を脱ぐとベンチャー的な匂いがする。その動きに感激したので、今回はパースペクティブをまとめた独自の写真を使わせてもらう

で、もう一方のPAFだが。こちらもこちらで、ベンチャー野郎的な野心満々の若い経営者たちが集っている。前回とりあげたオムニバスの社長もそうだが。たびたび取り上げているKANIの社長などはセミナーをする。また、レオフォトなどは、プロフォトの元社長というハイスペックの人物をメンバーに加えている。どんな展示をするのか。また、滅多にショーなどには出ないアルティザン・アンド・アーティストも出展する。何を狙うのか。セミナーでは、あのイルコ先生が自身の現在の成功までの経緯をザックバランに語ってくれる。これは必見だ。

いずれにしても、どちらも是非見たいショーである。

まさに、来週のフォトネクストもPAFもどちらも驚くべき勢いがありそうな内容だ。

しかし、本当にそうだよなぁ。さすがに注目だ。おっと、本文で書き忘れてた。ベルボンのマタさんが、PAFブースに降臨する。最近では、ハードな鍛錬を重ね、さらにイケメンぶりがました彼の顔を見にくるだけでも充分に元が取れるだろう。まぁ、KANIのほうの社長もイケメンだが。。
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