マルミ光機のキヨシタツノリミテッドエディションは限界を超越した製品だ

 物事には限界がないのではないか、と思うことがある。特に、人間の能力というかそういうものだ。もっとも、それでも事実上は能力の限界というのは存在する。だが、それは思い込みかもしれない。

思い込みというのは、限界など物理的に突破できる、などとは思わない。人の能力は、かなりの知マルミ新フィル.jpg力、体力を秘めており、いざとなったら発揮することがある。いわゆる火事場のバカ力とかで言われる。だが、そんなものは普段から出せないのだろう。無理に出していたら、多くの人間は脳も体も消耗しきってしまう。つまり、大いなるパワーは、日頃は本人の平穏を保つために封印されているのである。

こういうことではなく、意識の問題の話である。プロ野球選手にたとえよう。ここに、コンスタントに2割6分くらいは打てるバッターがいたとする。守備も、格別うまくはないがミスはしない。そういう、地味な選手はファン層からは全く人気がないだろう。なので、チームが勝っているうちはともかく、負けが込むと、その地味さを指摘され批判されることもある。だが、こういう成績だったら、球団側はクビにはできない。

では、この時点で何が起こっているのかというと。ファン目線の高い期待ポイントと、球団側の現実的な現役維持許可ポイントが乖離しているということだ。この場合、移り気なファンのポイントよりも、現実的な球団経営側のポイントを優先したほうがいいに決まっている。そうなると、ある意味この選手はファンすなわち世間の揶揄には耳を傾けない、ただ客観的ポイントだけをクリアすることを考える。まさに、己を灯として己を拠り所とせよ、の精神になれる。これは、ある意味無敵な境地なのではないか。

ある一定の客観的基準クリアを目標として、外野からの話は黙殺する。こういう目標で開発される商品は、まさに逸品が多い。

そういう意味では、マルミ光機の新製品であるC-PLのキヨシタツノリミテッドバージョンは、世間の目のポイントなどを無視して、自己の追求のためだけに開発された製品といえそうだ。プラズマ・スパッタリングを採用して、超低反射、カラーバランス、機能性に最高なパフォーマンスを持たせている。開発に突っ走った製品である。

まさに、マルミのC-PLフィルターの新製品は、世間の目よりも自身の目標を掘り下げたプロのメーカーらしい製品、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。お釈迦様だって、天上天下唯我独尊と言っているじゃないか。そういう視点をもっていれば、集中力も増すし信じられないレベルのものを創れたりするものだ。
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