写真用品年鑑にも新しい風を感じるのだ

 久しぶりの投稿になった。まぁ、自身の怠惰から来るものである。だが、言い訳をすると、CP+というのに関わり、一応忙しかったこともあるのだ。あくまでも言い訳だが。
で、そのCP+だが、用品メーカーのブースを見たら、妙に異質な盛り上がりがあった。そう、一言でいうと、自分の持つ貧弱な固定観念を吹き飛ばす良い意味でのミスマッチが目についたのだ。

例えば、マルミ光機のブースである。実は、今までの同社のイメージは、勝手に、いぶし銀の感覚であった。渋い。石原軍団並の大人の渋さだ。展示品も、プラズマスパッタリングの高性能のものなどが、きっちり並んでいた。渋い。
が、その横を見たら唖然とした。まさに、華やかなコーナーがあり、指人形が置かれ、可愛いのである。どうしたことだ。聞けば、パンチシリーズの開発に携わった人気女性写真家の世界観だという。なるほど。だが、例えば、石原軍団の舘ひろし先生がバラエティー番組でニコニコ話しているような妙な魅力があり、ブースも盛況であった。

さらに、とどめは写真用品関係の総本山である用品工業会のブースだ。若い女性が出入りし、カタログである写真用品年鑑を手にする。どうしたことだ。聞けば、この年鑑の記事には、やはり人気の女性写真家らが関わり、さらに配布にも若き女性スタッフが携わる。彼女らは用品年鑑ガールズというらしい。

おかしい。写真用品年鑑といえば、叩き上げで地位を築いた写真屋さんが、接客しながらめくる。まさに、パーフェクトデイズの一場面で、役所広司さんが来店する店にこそ、相応しいのではなかったか。。

だが、確かに用品年鑑ガールズなども、役所広司さんが、トーク番組でくだけた話をするくらいに魅力があるかもしれない。

いずれにしろ、2024写真用品年鑑には新たな風を感じたのだ。

今後の新進路に期待したい写真用品関係であった。
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