写真用品のなかでライティング部門は今輝いているのだ

 人にはモテ期がある、とは良く言われる。というか、三流男性誌で良く書かれている。あいにく、これまでモテという言葉は辞書にはなかった人間からすると、理解できない。しかし、漫画やそれを原作とする映画もできたくらいだから、それはあるのだろう。

 180x_mf18.jpgだとしたら、運良くそういう時期に差し掛かった男女は、その機会を利用しない手はないということになるだろう。よく言われる。幸運の女神には後ろ髪がない、と。これは、ローマ神話に出てくるフォルトゥーナ(英語読みだとフォーチューナ)のことらしい。客観的に見て後ろ髪がないのは、単に刈り上げの体育会系オヤジのような気がしないでもないが、もちろん、そういうオヤジを讃える話ではない。チャンスは、きたと同時に直ぐに掴まないとダメだ、ということだろう。

 これは何となく理解できる。よく、チャンスだと思っても動かない人間が居て、だいたい冴えない状況に陥る。昔、加藤の乱、というのが政界であったが、それなどその通りだろう。あのとき、故加藤紘一先生は、総理の座を狙うべきであった。結果としてダメでも、そのパワーから影響力を残し、次回は成功したかもしれないのだ。甚だ、残念に思った記憶がある。ちなみに、加藤先生の娘の現職国会議員は美人である。。まぁ、それはともかくとして。

さらに、卑近な例で言えば。こちらの九州の親戚の例もある。彼は、地元のボスとの一騎打ちで県議会だかなんかに出ようとしていた。かなり不利な状況だったが、応援してくれる若年層もいた。だが・・結局、弱気になり、また対抗馬の地元ボスの陣営から何らかの条件をちらつかされたようで、結局出馬を断念。その後、二度と世間的に立てなかった。彼は、負けてもよかったから出てみるべきだったのだ。そうすれば、少なくても知名度があがった。そうすれば、次回という芽はあったのだ。

 この例を歴史上の出来事で考えると、良く言われるのが豊臣秀頼の煮え切らない態度である。彼は、負けてもいいから老獪な徳川家康の堀の埋め立てなどの条件を突っぱねて、自らも打って出るべきだった。戦は勢いの部分が大きい。総大将の勇姿を見たら、形成は変わっていた可能性はあったのだ。チャンスを逃したのだ。もっとも、実は豊臣秀頼というのは、今の身長でいうと190cmくらいあったらしい。しかも、肥っていた。そもそも、男は女親に似るというが、母の淀君は168cmくらいあった。こんなでかい親子がウジウジとしている姿もどうかと思うが。まぁ、仕方ない。もしかしたら秀頼は慢性の運動不足からくる体力の無さもあったかもしれない。

 もっとも、チャンスを無理やり捕まえよう。いや、無いところで無理やり作ろうというのも難しい。以前に、元宮崎県知事が、どう勘違いしたのか、総理になれるチャンスとばかりに打って出ようとしたが、ものの見事に崩れた。きっと前髪もなかったのに勘違いしたのかもしれない。。まぁ、こちらも人のことは言えないが。。あと、堀江先生のように、収監されてもたまらないが。

 ところで、写真用品に関してである。現在、カメラの停滞とともに冴えない状況ではあるが、唯一実は伸びているジャンルがある。ライティング部門である。もちろん、地味だ。だが、アマチュアは安いストロボから入り、専門メーカーの品々を買っているし、そこからステップアップしてプロフォトやKPIの商品を買うひともいる。さらに、内製化で商品撮影をし始めた法人関係の需要や、アマチュアと差別化をしたいプロ関係者の需要も出ている。まさに、運命の女神の前髪が輝いて見える時期なのだ。これを活かす手はないと思うが、どうだろうか。

 まさに、写真用品のライティング部門はここのみにて光り輝いている、のだ。

 しかし・・本当にそうだよなぁ。ライティングは今、妙に伸びているのだ。まぶしく光輝いている。この光を逃さずに、突っ走って欲しい。こちらも、ハイボール1杯180円の時間帯を逃さずに突進するつもりだ。。

 今回は、地道なストロボの啓蒙活動をしているニッシンジャパンさんに敬意を表してイメージ画像を使わせていただきました。。
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