ジャパンホビーツールのイージーカバーは盲点を突く装甲で売れるのだ

 盲点というのは必ずある。多くの人が子供の頃に読んだ怪盗小説では、厳重な警備の網をくぐり抜け、まんまとルパンが物を盗む。
 個人で名高いのはトロイ戦争で取りざたされたアキレウスの踵だろう。うっかり不死の水につけ損ねた踵の部分を矢で射られて死んだというやつである。まぁ、実際問題として踵を射られるくらいに接近されたら、既に敗北の状態だと思うが。それは、まぁいい。盲点の一例だ。

 あと、意外なのは現代海軍の主力艦であるイージス艦の脆さだ。イージスとは盾という意味であり、さぞや強い航空母艦と思いきや。装甲自体は極めて薄い。理由は簡単だ。現代の海戦は軍艦同士の砲撃戦ではなく、彼方の敵とレーダーで探り合いミサイルを撃ちあう形をとる。装甲は薄くして、その分、最新の電子機器を積んだほうが良いのだ。これも意外な盲点だろう。

だが、それゆえに、まさに盲点をついた事件が起こった。よりによって民間の貨物船と衝突して大穴を開けられ死傷者を出したのである。まぁ、これ自体は不幸な事故だろうが。もし敢えて計画的にこんな攻撃を仕掛けられたら脆いということだ。

盲点は常に存在する。だが、逆に考えれば。この盲点を突くことで、あっけなく人や組織は勝利するかもしれない。

ところで写真用品である。ジャパンホビーツールというユニークな用品を販売する企業がある。ここのイージーカバーというシリコン製のカメラカバーの勢いが持続している。もともと海外では人気だった製品だが、どうも日本人の繊細な感覚では違和感があったようで、なかなか浸透しなかった。が、5年ほど前だろうか。ようやく意外なシリコンの柔軟さが知られ、さらに価格も安くなったところからシンプルに売れ出した。今、旧機種対応のも含めて好調に売れてるのである。考えてみれば、大事なカメラは隅々まで守りたい。それならカバーだ。出来れば常に持つので手触りのよい方がいい。当たり前の盲点だったのだ。

まさに、ジャパンホビーツールのイージーカバーは盲点を突く装甲で売れる…のだ。

しかし。。本当にそうだよなぁ。ちなみに、記者という人種は鼻っ柱は強いが。根本は臆病者が多いと思う。何故なら、政治なり経営にそんなに高い理想を持つなら、まず自分がやればいい。そういう実行する勇気はないのかもしれないからだ。。
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