NDフィルターは織田信長のような天才が関わる商材だ

 いろいろなことが、わかっているようでわかってなかったりする。例えば、生物の進化だ。なぜ、種々の生物は、これほどな進化を遂げたのか。あるいは、現在伝えられてる古代の生物は本当にあんな姿だったのか。現段階でも新説が出てるくらいだ。

EXUS-ND500-1.jpg個人的に言えば、なぜ昆虫があんなに多種多様なスタイルで存在するようになったのか。通り一遍の説明を聞いたところで、よくわからない。まぁ、謎の虫がウジャウジャ居る古代は、ちょっとキツイ。だが、このわからないというのは、人間についてもそうだろう。ベタだが、いまだに織田信長という人間が理解できない。

なぜ、あんな中世に、ああいう独創的な発想を持てたのか。未だに理解できない。ただ、ひとつ言えるのは、かなり物事を深く掘り下げる探究心が強かったのだろうなということだ。一見当たり前の対象でも、深掘りすることで様々な広がりがある。そこを徹底的に取り入れたのだろう。考えようによったら、そういうことを徹底的にできる人間を天才と呼ぶのかもしれない。

そういう意味では、マルミ光機は自社のNDフィルターの活用を深掘りして提案している。500や1000などを、従来からの渓谷撮影だけではなく、秋以降の趣のある海の撮影にも向くと提案している。ともかく通り一遍ではなく深掘りしているのだ。ちなみに、NDに関しては、ケンコートキナーの担当者もポストカード用写真撮影への活用など別の様々なパターンも指摘している。まぁ、そちらは別の機会に書くが。いずれにしても、奥が深い商材ということなのだろう。

まさに、NDフィルターは織田信長のような天才が関わるアイテム、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。本当の意味で頭の良い奴は、聞いたことを鵜呑みにしないで、何故なのかツッコミ入れて、さらに深掘りする奴だからな。単に記憶できる奴は小器用なだけだ。まぁ、こちらは記憶さえも帰りがけに呑んで無くすくらいだから話にならんが。。


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ハクバのパックラビットは秋の撮影需要を背負い込むのだ

 日本が新たなシステムを始める時に、大概は順序を間違えている。まず養成ありきなのだ。 tn-2.jpg例えば、シニア層の就業についてだ。まずは、働ける職場枠を確保するのが先決であり、その後に啓蒙するのが順序だろう。あまりあからさまには指摘はされないものの、シニア世代は明らかに記憶力などの頭脳的な部分や筋力、持久力などの面で衰えている。これは遠からず、シニアと呼ばれるようになる自分を省みても明らかだ。よくテレビでは若々しい能力を持ったシニアが取り上げられるが。ああいう人も中にはいるという程度のことを忘れてはならない。ただし、シニアには経験はある。なので、それらを活かす職場の創設が必要だ。ここで大事なのは、あくまでも、創設、ということ。よく会社内部にポストを設ける例外あるが、あまり良くはないだろう。現役世代の困惑もあるし。中には勘違いして威張ったり、あるいは居心地の悪さを感じるだろうから。なので、企業だったらコンサルティング的な動きをする専門の子会社を作る。官庁なら、半ば独立した関連団体を立ち上げるとかだ。  まず、これを行って枠を確保しておく。啓蒙や養成は、そのあとだろう。だが、どうも見るとシニアも働こうというキャンペーンやセミナー、教室の類を先行させている。これでは人材ばかりがあまり不満が高まるのは当然だ。これは弁護士の過剰養成も同様だろう。そもそ日本は訴訟社会ではなく、和解社会だ。弁護士を間に立てて争うという風土ではない。それなのに、数だけ先に増やせば、当然ながら仕事に就けない弁護士が出てくる。これでは、なんだかんだ言って、まだまだ難易度が高い、この資格にチャレンジする人はなくなり。法科大学院は潰れる。  それなら、せめて役所や企業に一定数の法曹資格者の採用を義務づけ、専門のポストを作ったという事実の上で増員すべきではなかったか。弁護士そのものへの憧れも低下したし、ライバルの増えた既存の先生たちの不快の念も買った。誰も喜ばない。なのに、弁護士志望の人間が減ったという事実のみに危惧したのか。カッコいい弁護士ドラマばかり放映する。 思うに。日本は、これは美点ではあるが、学びや向上という自体が好きなのではないか。まずは、そこからなのだろう。難しいところだ。さらに言えば、そうして先に背負い込んでおいて豊富な中から少しずつ使う。そういう性質が根底にあるのではないだろうか。  ところで、写真用品である。あまり注目されていないのだが。ハクバからパックラビットというアイテムが発売されている。要は、山などでも使える背負子である。ただし、販売にあたり同社はアクセサリーとしてフォービルディングリュックベルトを独自に開発。これからのアウトドアの季節の用品として注目されそうだ。  まさに、ハクバのパックラビットは秋の撮影需要を背負う商品だ[exclamation]  しかし、本当にそうだよなぁ。背負い込みため込みは良くない。だから、こちらも安酒場で乏しい資源を使いこむことにしているが。。
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イルフォードは様々なプリントの顔を見せるのだ

 意外な顔を見せることがある。一定のイメージがあるのに予想外の側面を見せるということだ。

例えば、今は知的な紳士といった人物が、実は過去にかなり荒っぽいことをして財をなしていた場合だ。伊藤博文などは晩年は温厚そうな風貌になったものの。若い頃の俊輔と称した時代は、非常に凶暴な顔であるし、実際に人の殺害に手を染めているだろう。逆に、迫力ある強面が洒脱な面や繊細な面を見せられると、イメージが変わり親しみを増したりする。まさに鬼気迫る風貌の宮本武蔵だが。繊細な絵画を残していたり、自分の生き方の不器用さを自虐的に笑いに変えたような一文も残している。ちなみに、この文章は本人が捨てること、というメモまで残している。何か後世の人に知られて気の毒な気がする。

ILFORD New Product1.JPGこれは人物に関してだけではない。事件や事象についても言える。幕末の会津戦争はかなり悲壮なイメージがある。が、戦いの中では、若手家老の山川大蔵が奇策を用いて入城を果たすなど痛快なエピソードもある。死というものは、だれも避けがたいものだが。江戸時代の粋人らは笑ってしまう辞世の句を残したり、死んだ後の自分の棺桶に花火を仕込んだりしている。何か痛快だ。

そういう面では、アートプリント用の写真用紙のイルフォードは面白い。もちろん、アートを表現できるペーパーなのだから、そういうハイレベルさはある。だが、そんなペーパーだけではない。このファインアートというプリンティングを行う際のソリューションズの中にあるクリエイティブイマルジョン。要は、和紙などのペ各種ペーパーをインクジェットプリンタで出力できるようにするためのキットだ。今回のフォトキナでは、会場のイルフォードブースにはアーティストがスタンバイ。敢えて部分的にインクジェット用にするために専用液の塗りかたを工夫したり、新聞紙に塗ってプリントしたりと、様々なユニークな活用法を提案して話題をよんでいた。

まさに、イルフォードは様々なプリントの顔を見せる、のだ。

しかし、本当に様々な側面があるよなぁ。あの隙のない冷徹政治家の大久保利通だって、子煩悩で家では笑顔を見せていた。安い酒場だって、大人の隠れ家と言えば言えなくもない。。
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ベルボンの新UTは人気の力学に乗った商材だ

 つい身近なことでも、政治的な力学が働いてるのを目の当たりにすることがある。つい先日に、ある有名な中世史を専門とする歴史学者が某所で講演を行った。かなりユニークな視点の著作を複数刊行しており、こちらも台風でなければ行きたかった。

tn-1.jpgだが、ふと思ったのだが。なぜ、今、その学者が地方の某所で講演をしたかだ。気になり、自分なりに調べてみると、つまらないことが推測できた。要は、その場所の自治体で話題を呼んだ遺跡があり、その発掘に学者が属する大学が深く関わっているのだ。何らかのバーター的な取引か。

まぁ、このことは別にいい。だが最近の、メディアを間接的に使った妙なPRは気になる。ズバリ、弁護士を主人公にしたドラマの多さである。若干の違いはあるものの弁護士に憧れるような雰囲気になっている。しかし翻って考えると、どうだろうか。今や司法改革で弁護士を増員した。が、米国と違い本来、和解文化が底にある日本では、そうそう訴訟件数が増えるわけではない。刑事事件の被疑者の数が簡単には増えるものでもないだろう。裁判員裁判がスタートしたが、弁護士の需要増とは直接的に関係ない。結果、言われるように。資格を取っても食えない弁護士が続出。若者の弁護士志望者は確実に減少。鳴り物入りでできた法科大学院は次々と閉鎖。もはや、YouTuberのほうが断然人気の職業だ。

国の方針で行った舵取りが、これではまずいだろう。やはり弁護士志望離れはなくして欲しい。そのためには、美男美女が活躍するドラマにすれば非常に受け入れやすそうだ。多くの人がドラマ好きだからだ。

まぁ、これはあくまでも机上の推測に過ぎない。ただの妄想と笑ってもらってもいい。だが、流れにのめり込む前に、こうした政治力学を意識した視点も、頭のトレーニングとして持っていてもいいのではないだろうか。その上で流れに乗るという決断なら、それはそれで効果的なアクションかもしれないからだ。

ところで、写真用品である。そういう意味では、ベルボンが写真の海外バージョンを発表したプラスチック製の新UTは、意識して流れに乗った商材だ。ミラーレス時代の中で、軽量。しかもベルボン製だから堅牢だ。日本バージョンは海外のとは仕様や製品名を変えるそうだが。人気シリーズだし確実に売れそうだ。

まさに、ベルボンの新UTは人気力学の流れに乗った機材、なのだ。

しかし、本当にそうだよな。だが、それはともかく。結果として米倉涼子さんの容姿を観られるから、それはそれでいい。あと、真木よう子さんの勇姿も観られる。よしとしよう。
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