ケンコー・トキナーの新フィルムスキャナーは新しい風を起こすのだ

 世の中というのは本当に変化しているのか、と思うことがたまにある。

もちろん、あらゆるものが進化しているのは、いくら何でもわかる。昔は、スマホなどなかったし考スキャナー.jpgえてみれば、マイナンバーカードなど信じられないだろう。だが、全体的な流れをみると、それほど画期的な変化が起こっているのだろうかと思ったりする。

わかりやすい例でいうと、大河ドラマである。どうも、ネタになる時代や人物が限られているせいか、一度、とりあげられたテーマや人物が繰り返し、ある意味一定の周期くらいの感覚で出てくる。人物でいうと、豊臣秀吉や徳川家康、あるいは武田信玄やら上杉謙信とか。また、時代でいうと戦国か幕末を繰り返す。今人気の鎌倉殿の13人に関しても、同じようなテーマで『草燃える』というのが過去に放送されていた。

同じようなテーマや人物を繰り返し、まわっていく。大河ドラマはほんの一例だが、世間ではそういった流れは多い。複数のアイドルグループなどというものも、昔か存在していた。

ただし、だ。実はここが重要なのだが、面白いのは同じテーマを繰り返しつつも、実はかなり違う要素を加えながら進んでいるのだ。先程例に挙げた大河ドラマでいうと。まずは、今の鎌倉殿は書いたように、草燃える、という作品があるのだが。主人公が全く違うのだ。なるほどという感じだ。来年放映される「どうする家康」もそうだ。徳川家康といえば、生まれつきの大物さがあるような気がするが。来年は、ヘタレで強くはない家康が登場するという。そう。同じテーマでも新しい要素を加えて、回転していくのである。

ところで、写真用品である。フィルムカメラブームと言われて久しい。もはやブームではなく若者層を中心に嗜好として定着した感がある。そんな中で、改めてケンコー・トキナーが10月7日に新製品のフィルムスキャナーを発売する。フィルムスキャナーというと、やはり以前からあるものではあるが、やはりこのKFS-14C5Lは、大型5インチモニターだったり、写真プリントもスキャンできたりと楽しめる要素が多いのだ。

まさに、ケンコー・トキナーの新フィルムスキャナーは昔からの流れに新風を入れた製品、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。フィルムスキャナーとは昔からあるのだが、少しずつ進化している。かなり、お洒落な感じもする。今度は、改めてでいうと何がでてくるのだろうか。興味深い。
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