ベルボン販売のレインカバーAC-016Mはシンプルさが素敵なのだ

 灯油ストーブに灯油を入れるポンプは、全国的に売れているようだ。さらに、そのポンプは電動とかのではなく、シンプルな手動のが調子いいようだ。

このことからわかるのは、最終的には人は単純なものを好むということだ。まず、石油ストーブというのは無条件に暖かい。その一方で、電気やガスを使う場合と違い、灯油を購入するので、費用が目に見える。だいたい、石油ストーブは賃貸の集合住宅では禁じられているので、戸建てか高齢者が多い公団の一部だろう。年齢層が高いとシンプルなものを好む傾向にある。おまけに、最近の石油ストーブは、かなり安全性に配慮している。灯油だって、多少の配達料で自宅まで運んでもらえる。暖かく、現金主義でコストは明確。使いやすい、とくれば、確実に一定の層にはうける。シンプルさが強い。

AC-016M_底面1.jpgこのシンプルさというのは、幅広い層にうける人物の共通点でもある。徳川家康の家来の四天王の一人に本多忠勝、というのがいた。のがいた、と書くまでもなく歴史上の著名な人物だが。名前の、ただ勝つ、の通りに、戦の際は指揮官としても兵隊としても超人的な能力を発揮した。野性的な勘があり、自分の死期も察知して、その通りに死んだ。死ぬ間際には、まだ死にたくない、と息子に語った。理由は、家康をまだまだ守りたいからだ、と述べたという。生前から、そのシンプルかつ真っ直ぐな姿勢は敵からも愛されていた。豊臣秀吉などなんとか自分の家臣にしたいと手を変え品を変え誘ったが。ハッキリ断られている。同じ一族ながら、複雑な本多正信とは対称的である。もっとも、忠勝自身もそんな同族の人間が嫌いだったようで。本人を前に、腰抜け、呼ばわりをして罵っている。

これは、幕末の有名な人斬りの一人だった中村半次郎こと桐野利明も同様で。西郷隆盛を慕う心一心だった。その西郷隆盛もやはり、分かりやすいシンプルな志向で、複雑な大久保利通に人気で差をつけた。ともかく、シンプルさは重要なのだ。

ところで写真用品である。ベルボンから今月に発売されるレインカバーのAC-016Mは、カメラの上から被せるだけの極めてシンプルな製品だ。カバーの底面は大きく開いているため、カメラの背面の液晶部にも簡単にアクセスできる。

まさに、ベルボン販売のレインカバーのAC-016Mはシンプルさが魅力なのだ。

しかし、本当にそうだよな。シンプルがいい。酒も良い日本酒が良いのだ。スパークリング日本酒など邪道だ。とりあえず、7月のKANIフィルター作例写真展で、試飲できるという銘酒KANIに期待したい[exclamation]

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。