ケンコートキナーのトゥインクルスターは平凡な存在をスターにするフィルターだ

 光輝く存在になるのはスターだけではない。ふとした瞬間あるいは積み重ねの努力によって、何気ない普通の存在でも光輝く。

 twinklestar_paccage.jpg例えば、高校球児である。その数ヶ月いや1ヵ月前にはごく平凡なガタイがいい高校生だった彼らが感動の渦を巻き起こし光輝く。また、一度やたら細い体型の素朴な雰囲気の少女らと擦れ違ったが。後で見たら、そのあと観る予定だったフィギュアスケートの選手らであった。氷上では、オーラを感じさせる輝く姿だった。普段スターでなくても、何かの場が、その人間に輝きを与えるのか。

この事は人物の生涯についても言える。鎌倉時代の初期に北条義時という人物がいた。執権として辣腕を振るった人物であり。冷徹と言われた。だが、この人物。青年期まで何のエピソードもない。単に口数少なくボンヤリとしたタイプだったようだ。それが、源頼朝を担ぐスタッフになるとともに青白く輝き出した。徹底したマキャベリストぶりを発揮し、実父を追放し中枢に座った。この状況がスターでない人物をスターにするというのは、赤穂浪士たちも同様だ。リーダーの大石内蔵助はじめ普通の地方武士たちが、幕府をも敵に回して戦い、後々まで語り継がれるスターとなった。ある一定の靄がかかると凡人はスターになるのか。

ところで、写真用品である。ケンコートキナーが22日に、単に点の光源を星のようにキラキラ輝かせるクロスフィルターを発売する。PRO1D R-トゥインクルスターと名付けられた商品で。水面の反射さえも幻想的に輝かせる。

まさに、ケンコートキナーのトゥインクルスターは、普通の存在をスターにするフィルター、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。誰でもどこかでスターになる可能性がある。こちらも行き着けの安酒場では、酒量がピカイチだ。
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