レオフォト三脚は徳川家康的手法で製品開発をし独自の路線を作り上げたのだ

 世の中には文句なく天才という人物がいる。圧倒されすぎて文句を言えない感じの存在だ。

LS-223C_01-320x320 レオ府音.jpg例えば、上杉謙信である。ともかく、戦に関しては天才的であった。もちろん、基本は学んだろうが、いざ現場になると状況を見て、その場で陣形を指示して、それがピタリと当たる。こんなこと、普通はできるわけがない。彼は、自分のことを神だと思っていたようだが、それもわかる気がする。あるいは、林崎甚助という武芸者がいる。剣術の居合というものを創始した人物だが、こんなことよく思いついたなぁと思う。天才なのだろう。

これに対して、秀才というタイプもいる。ともかく、勉強や研究熱心だ。天才のような独創性はないものの、様々な先例を駆使して実績をあげる。この秀才の代表的な人物が武田信玄だ。彼の陣形は、よく計算しつくされており、これもまた失敗がない。いや、むしろ天才的な謙信の戦法より間違いは少ないのかもしれない。

いずれにしても、天才にしろ秀才にしろ、たいしたものである。というか、凡人はどちらにも当てはまらない。では、その凡人はどうしたらいいのだろうか。簡単である。ともかく、長生きして天才や秀才が手掛けてくれた方法を物まねすればいいのだ。物まねの対象は時代が下るほど増えていくのだから、これを駆使すれば相当のものになる。この物まねが抜群にうまかったのが、徳川家康だ。最後の勝利者か。だが、この物真似は物まねだけにとどまらない。ここから、工夫が加えられて独自のものが生み出されたりするのだ。

三脚メーカーのひとつに、レオフォトというブランドがある。最初こそ、物まね的な言われ方をしたのだが、いつの間にか独自のスタンスで商品を作り、今や人気ブランドのひとつである。最初は、昔からのブランドの物まねと言われたが。が、だんだんと他社製品の良いところを取り入れ咀嚼して、いつの間にか独自の高品質の製品群を発売した。まさに、真似から真を生み出した。センターポールを外すなど独創的なやり方だ。

レオフォト三脚は徳川家康のような存在になりつつある製品だ。 しかし、本当にそうだよなぁ。人には人のやり方がある。と、今思ったが。こちらのように、物まねもめんどくさがるタイプはどうしたらいいのか。。今夜の安酒場で考えるテーマにしよう・・。
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