プロフォトのProfoto ConnectはA1の光をより広く届けるだろう

 シンプルさは大事だ。というか、シンプルな形式こそ究極の姿ではないか。

901310-901312-901314-901316-901318_g_profoto-connect-angled-in-case_productimage.pngだいたい、物事を複雑に説明する人間に限り、そのことの原理を理解してない。良い先生というのは、極めて明解に分かりやすく教科を教えられる人だ。その授業を受けたがゆえに、例えば、数学嫌いの人間を生んだとしたら、教師失格だ。もっとも、自分を偉く見せるために、わざと分かりにくい講義や文章を書く大学の大先生が居るが、これはビジネス上の動きだから仕方ない。学者は、畏敬されないといけない。もっとも、書籍だけで糧食の途を得ている作家などは、ある程度は難解さもウリになるが、ある程度までだ。あまりに難しいと本自体買わない。作家ではないが、昔流行ったニューアカの先生方の文章など、揶揄されていた。

判決文だって、最初に判決を言い渡してから、その理由について説明する。死刑判決以外はだ。この流れ自体が極めてシンプルだ。もっとも法律文書そのものは、回りくどいものが多いのだが、これは後で言いがかりをつけられるのを避けるためのもの。ビジネス上の動きである。言いたいこと自体はシンプルだ。

人間的にもシンプルなタイプほど愛される。特に日本人にはだ。判官贔屓の語源になった源義経だって、兄貴の頼朝と違い、極めてシンプルに生きた。首尾一貫した生き方を貫いた中村半次郎は人気だが。あっちこっちと視点が動いた徳川慶喜は評価が低い。事跡だけをみると、乱に荷担した中村半次郎より、争いを避けた徳川慶喜のほうが、平和を維持したという点では誉められるはずだが、そんなことはない。要はシンプルさがないからだ。さっき書いた、源義経と頼朝も同様だろう。

ところで写真用品である。プロフォトがこのほど、シンプルなトランスミッターのProfoto Connectを発売した。オート、マニュアル、オフの3モードだけだ。人気商品であるA1用になるが、ますます幅広い客層に同機種が売れる契機になりそうだ。

まさに、Profoto ConnectはシンプルさでA1を支えるのだ。

しかし、シンプルはいいよなぁ。複雑はストレスがたまる。ストレスを我慢しながら、やらないといけない事などない気がする。酒なら、ひたすら芋焼酎を飲むとかかな。


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