KANIフィルターの痛快なバカモノさを引っ張るロカユニバーサルデザイン社にエールを送る

 時代は令和になる。発表は移動中の電車内で見た。そういえば、昭和のとき、平成に変わるきっかけとなった当時の陛下が崩御されたときは学生だった。

agnes04_2000027309.jpg当時は小さなミニコミ紙のようなところでアルバイトをしており、たまたまイベント取材で某百貨店にいた。その報が伝わるとポケベルが鳴り。各地で歌舞音曲が取り止めになっているが、そこはどうだ。もし、止めてなければ理由を聞け、と学生には荷が重すぎる仕事を押し付けられた。呑ませてやるから、の言葉に引かれて売り場をみても、とくに変化がなかった。仕方なく、受付の綺麗なお姉さんに事情を話し、広報を呼び出し理由をしつこく聞くと、何故止めないと駄目なのか、と半ばキレられぎみに言われた。

その時は、バイトだから仕方なくやってるのになんだよ、という感じであったが。今、考えると相手がキレた理由がわかる。事の是非は、ともかく。意識せざるに関わらず、ある種の同調圧力を感じたのではないか。

この同調圧力というのは、意外に今でも、いろいろなところで蔓延る。同調しない人や団体はうまくいかない。異端だという、分りやすい発想だ。だが、本当にうまくいかないのだろうか。

心理学上でよく話題になるのが、錯覚思考という概念だ。よく内容を見ると、実は根拠もないことなのに、当たり前だと思い込み、尾ひれをつけて増大してとらえてしまう心のメカニズムだ。代表的な例に、普段良い人には良いことが起きる。悪い人には悪いことが起きる、という発想だ。考えてみれば、善人がひどい目にあってる例も、悪いヤローがラッキーなケースはいくらでもある。いや、違う、と言うなら。たまたま、その言う人間の周りにそういう例がないだけだ。ただし、いわゆる良い人物であれば少なくとも悪意は持たれない。なので、何かあり頼れば、自分のキャパの範囲であれば力になってくれる人もいる。それだけだ。

いずれにしろ、世間で古来から言われているルールには実は、根拠がないことが多い。だが、多くの人々がそれを恐れる。だから、そういう流れを歯牙にもかけない個人なり企業を見ると爽快な気分になる。

何度も取り上げて恐縮だが。個人ブログだから何度も書く。角形メインのKANIフィルターについてだ。実は4月に入り、この商材の卸やPRを担当するロカユニバーサルデザインという会社が前面に出てきた。国内代理店である、お馴染みのUCTとタッグを組み展開していく。kANIフィルターの方針である、販売数や利益を度外視し、販売ルールも業界慣習など気にしないというパワーで、ある面、本当に必要な人に納得する品を提供するのだろう。頑張って欲しい。ちなみに、ロカユニバーサルデザインの社長とUCTの社長は、岩崎弥太郎と縁が深い大学の同窓コンビだ。面白い。

まさに、KANIフィルターは岩崎弥太郎の遺伝子を持つ開拓精神溢れた行き方をするのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。そういえば、他にも飲み友達に、岩崎弥太郎の大学出身の友人が居るが。そいつはサッカー命だ。経理の高いスキルを持つが。その時間を確保するために出世を断り続けている。自分の大事なモノのためには利益を度外視している。侍などさっさと辞めて、好きな商人道に打ち込んだ岩崎弥太郎の遺伝子だ。。
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