山田台紙の台紙は自分勝負の証を残すものなのだ

 さて、今年最初のブログだが。やはり、起業組を取り上げたい。山田台紙店である。

R_sotuenn_sakura_YY_pink20140318_1521359597557_400.jpg何度も書いているように、サラリーマンからの起業というのは非常に難しい。いや、物理的な困難さではない。それは、もちろん大変だが。そんなことは、覚悟の上だろう。問題は精神面だ。不満はあっても、一応、安定した地位を捨てることになる。これは、想像し難いのではないか。実際に、山田台紙より前に起業したサンアイの社長は創業後に語っていた。楽と言えば、サラリーマンのほうが楽に決まってる、と。

だが、なぜ起業するか。これは究極的には、自分で勝負したいからだろう。金だけが稼ぎたければ投資を研究すればいい。友人にもいるが、平均的なサラリーマンの年収くらいなら、少し勉強すれば、誰でも稼げるようだ。だが、そういう問題ではないのだろう。どこかで、人は自分勝負をしたくなる。その気持ちがやむにやまれなくなった一部の人間たちが起業することになる。

それには、もちろん。ある種の安定を捨てることになる。KANIフィルターを書いた時にも記載したように、てどこかでリスクを読まないバカモノの要素を持つしかない。要は、自分勝負を熱望するチャレンジャーが起業するのか。

ちなみに、山田台紙に写真を使う人たちは、習い事など自分のチャレンジの証を残す。

つまり、山田台紙の台紙は自分勝負の証を残すもの、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。起業はいろいろ大変だが。やはり人の生きざまを燃焼させる。人はパンのためにいきるにあらず、とはよく言ったものだ。いずれにしても、今年もこんな起業組も応援したい。あっ、こちらが逆に起業するとか離脱するとかして、業界紙を離れたら保証の限りではないが。。
nice!(0)  コメント(0)