ハクバのインダツーはバッグ販売戦場で勝ち抜ける商材だ

 損して得とれと言うが、逆に言うと得しようとすると損が襲ってくる。

4977187206302_00180_l.jpgだいたい、こちらのような多くの小市民は、損はしないようにという基準で行動する。これは、当たり前のことだ。が、こうなると一定の旗色を表明するとリスクを伴うために、それを避ける。結果、あやふやでなぁなぁな態度になり、逆に世間からつけこまれる。さらに言えば、本来、人は動物であり自己を発散すべきものだから、精神的なストレスも溜まる。胃の調子も悪くなるだろう。

なので、一見損してもいいから。人を非常に傷つけるという場合でなければ、損でもなんでも自己をオープンすべきだろう。馬鹿にされても、フラれてもいい。ストレス貯めた上に損をするよりはいい。

昔の剣術に関してもそうで。生半可に道場剣法等を学ぶと、かえって肝心の斬り合いに弱くなる。自分の体格などに合わせた間合いが崩れ、柔軟な動きができなくなるからだ。本欄でも書いたが、ちょっとした道場の達人の武士が、突っ込んできたヤクザものに呆気なく刺されて死んだ記録がある。そのヤクザものの額には三筋の切り傷がついていたという。武士の身体に到達するまでに、三回は面を打たれたのだろう。

宮本武蔵などは、この点はわかっていて佐々木小次郎は丸太のような長い棒で倒した。そんなものだろう。逆に荒木又右衛門などは伊賀の仇討ちで、武士同士には勝ったが。参加した下男からは棒切れで殴られている。

いずれにしろ、超天才でもなければ、下手な動きはせずに自己をオープンのままに行ったほうがいいのだ。結局は、それが本人の得につながる。

ところで、写真用品である。ハクバからこのほど、半杭誠一郎氏デザインのインダツーというバッグが発売された。半杭プロジェクトのバッグと言えば、品質も価格も高級で庶民には手が出にくかったが。このほど、製造を海外で行うことで、手に入りやすい価格にした。インダツーと言うように派生商品的にオープンにして勝負している。服のほうの、なんちゃってブランドとは違う。その開き直ったオープンさが、かえって人気を呼びそうだ。

まさに、ハクバのインダツーはバッグ販売戦場でも勝てる商品なのだ。

しかし、本当にそうだよな。なんでもオープンに限るよ。人生は長いようで短い。安酒でもなんでも酔うために呑めばいいのだ

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