ハクバ写真産業のドライボックスは日本人の精神に相応しい商品だ

 梅雨である。ともかく、雨が降り続いている。正確に言うと、東京は梅雨入り宣言前らしいが、こう雨が降ると憂鬱になる。

しかし、日本というのは油断できない。春夏秋冬がはっきりしているから、春になり暖かくなったとハクバドライボックス.jpg油断していたら、すぐに猛暑が来て、だんだんと寒くなり極寒になる。今は良くても、そのうちすぐに過酷な気候になる。脈絡もなく、夏目漱石の門の主人公のセリフを思い出す。すぐに悪くなるよ、という感じだ。

と嘆いてところで、実はこのことが日本人の精神を形作ってもいるから仕方ない。すなわち、その場その場で対応しないといけないという、ある種の諦観の精神と、逆にその時々で臨機応変に対応していこうというしたたかで器用な態度である。谷崎潤一郎先生ではないが、陰影大いに結構という感じだ。いずれにしても、物資が少ない中で、工夫して四季に対応していく。足りないところは、風鈴などを世に出して、涼しい感じを演出しようとしたりするなど、工夫を凝らしている。

ある意味、日本人の良さをも形づくった気候なのだ。

ところで、写真用品である。そういう意味では、ハクバのドライボックスという商品は実に日本人精神にあふれている。迫りくる梅雨の時期に対応する。だが、防湿庫を置くほどは大きな家に棲めない人が圧倒的に多いのだから、こういうドライボックスタイプは実に手頃である。しかも、意外に機能的だ。カメラやレンズもしっかり守れそうだ。

まさに、ハクバ写真産業のドライボックスは日本人の精神に相応しい製品、なのだ。

しかし、雨は続く。ちなみに、ハクバの担当者の一人には意外に隠れた芸術家が居た。まぁ、こういう逸材は他社でも多いんだろうなぁ。。そういえば、マルミ光機さんにも逸材の芸術家がいたが、もう辞めてしまった。。絵を描いてもらっておけばよかった。そのうち、値打が出そうなのに・・。うらやましいなぁ、何かの才能がある人は・・
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ハクバのミリタリーブロア―には真の武士の教えを感じる

 世の中、定見などというものは形ばかりに過ぎない。このブログでも、たびたびそんな戯言を書いてるが、まさにそうだなと改めて思う。

最近、読んだものによると、武士は質実剛健で謙譲の美徳あり、折り目正しいというイメージであ差ハクバ.jpgる。が、実は、その武士道のバイブルともいうべき葉隠など種々の本によると、そうでもないことが書いてあるらしい。すなわち、自分がもっとも勇猛であり野心を持ち闘志をもっている。が、外ではそれを全く出さずにつとめを果たすべきとか。あるいは、外に出る前は徹底的に身なりをチェックして外見に気をつける。鏡を何度も見ろ、だが一度外に出たら、そんなことは全くしてはならない、とかである。質実剛健というよりも、真の洒落者的な動きである。

さらにいえば、人生についてもである。人生とは自分の生きざまを見せる場とか。魂を燃焼させる場などというのもある。その一方で、単に生物学的に生まれてきたのだから、その生命活動の期間が終了するまでの長い暇つぶしの時間という見方もある。その暇つぶし時間なんだから、できるだけ自由に好きに放銃に過ごしてもいいんじゃないかという発想だ。

好き嫌いはあるし、賛否はあるだろうが。例えば、こう考えれば、人生上の個々の悩みなどから解放される可能性もありそうだ。さらに言えば、なので自分のなかで建設と破壊を積んでいこうと自由なのかもしれない。暇つぶしの壮大な場なのだから。

おっと、話が横道にずれた。ところで、写真用品である。ハクバ写真産業から大噴射でミリタリー調のデザインのブロアーが発売された。これは、観た感じから質実剛健であり売れそうだ。だが、本質はあくまでブロアーなのである。この、これまで機能だけのものとして考えられていたブロアーに、革命を起こしたというか、機能に加えてデザイン性まで加えたのはハクバの凄さを感じるのだ。

まさに、ハクバのミリタリーブロアーは真の武士の教えを感じさせる風格がある、のだ。

しかし、さきほどの脱線の話だが。本当に人生は許す限りは、自由に建設と破壊を繰り返してもいいのじゃないかなと思う。まぁ、こちらのような小心者は大したことできないが。それでも、文章の世界含めて破壊と建設を今後をやっていけたらなと改めて思う。。まぁ、業界紙というのは、いつの間にか頭でっかちになりがちだからなぁ、そのあたりは斬らないといけない・・


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山田屋写真用品が現在企画中の新カメラケースは真のオンリーワンの商品だ

SMAPの有名な曲のひとつに『世界に一つだけの花』というのがある。いまだに、カラオケなどでは人気曲のようだ。というか、こちらもつい先日にカラオケで歌ったばかりである。

ナンバーワンにならなくてもいい、オンリーワンで良いという歌詞で、競争社会でうまくいかない社会人にとって、なかなか勇気づけられるものである。だが、ここで改めて疑問に思ったのだが、このオンリーワンというのは、花などの植物やそのほか生物において成り立つものだろうか。

ある本によると、それは完全にNOであった。植物や生物もやはり生存競争にさらされており、オン山田さん新ぽーち.jpgリーワンではだめで、ナンバーワンにならないと生き延びられないというのであった。もっとも、これには続きがあるようだ。もちろん、彼ら生物だってナンバーワンにならないといけないが、上には上がいるという事実は変わりない。そういった場合はどうするのか。結論としては、そういう際は少しだけ環境なり条件を変えて、自分がナンバーワンになれる場を作るというのである。

これは、非常に合理的である。自分だけの場を作ってしまえばいいのだ。

その例として、本ではイワナの生態について挙げている。川に棲むイワナだが、そこに同じ川を支配しさらにイワナより強いと思われるヤマメが表れるとナンバーワンではなくなる。そういう場合どうするのか。実は、イワナはそこで生息場所を同じ川でも上流に移すという。ヤマメは強いが、寒さに弱いという欠点がある。そこで、寒さに強いイワナはヤマメが来ない水温の低い上流に行き、新たな環境でのナンバーワンになるのである。さすがである。ちなみに、こういう例は数多くみられるという。

ところで、写真用品である。山田屋写真用品が新製品として計画しているのが、カメラケースの帆布ではない革タイプのものである。もともと、カメラケース自体はかなり競争が激しかった。その中で、帆布も頑張っていたのだが。ここで、さらに進化させたということになる。まさに、特化したのである。カメラケースというフィールドもなかなかニッチだが、さらに少し視点を変えて特化した商品を企画したのである。

まさに、山田屋写真用品が企画中の新カメラケースはイワナのように流れに強い商材、なのだ。

しかし、SMAPといえば、若かりし頃に初めて存在を知ったときのこと思い出す。今いる業界紙とは別の情報誌で人の書いた原稿の校正をしているさいに、スマップ、と書いたあったのを、スタッフの間違いだろうと、直しまくり、後で怒られまくった思い出がある。いろいろと苦い青春だ。
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ケンコー・トキナーのエグザプロはMLBの若手投手並みの期待感がかかるのだ

 業界紙のほうにも書いたのだが、MLBで藤浪晋太郎投手が悪戦苦闘している。日本でもポテンシャルの高さは評価されていたものの、なかなか100%の実力は出し切れなかった。だが、やはり球威など目を見張るものがある。勇躍、MLBに挑戦したのである。

だが、新天地で好スタートというわけにはいかない。先発に起用されていたものの、ともかく打たれえぐ座プロ②.jpgる。もっとも、全て悪いわけではない。よくよく、彼のピッチングを見ると打者一巡くらいまでのイニングでは球威も持続し制球もきっちりとしている。ただ、それ以降で何か四球なり、死球なり暴投なりがすると一気に崩れていく。野球技術云々以外の精神的なものもありそうだが。それにしても、何か勿体ないような気がしていた。

だが、そう。そのためうってつけの解決方法が提案され試されている。中継ぎへの配置転換だ。もともと、球威もあるし2イニング程度は打たれないのだから、これは良い試みである。彼自身も、ペース配分など比較的、雑念なく目の前の打者に向かっていけるだろう。試した結果は・・まぁ、まだ万全とは言えないが、それでも一歩良い方向に進んでいる気もする。

この中で、ふと思ったのは、大は小を兼ねるということである。先発投手というのは、だいたい6回くらいまでは投げるとして、そのために球威、ペース配分、ここぞというときに打たせて取る技術など、様々なものを持ち合わせる。だが、それがゆえに、いざ配置転換した場合は、きっちと応用できるというわけである。使いようである。今後、藤浪晋太郎投手は先発復帰も目指して行くと思うが。場合によっては、しばらく中継ぎで調整して、その配置でのプロフェッショナルを目指してもいいのではないかとも思っている。それも、生き方である。奮闘に期待したい。

ところで、写真用品である。ケンコー・トキナーが少し前に発表したのがエグザプロという新ブランドシリーズである。これは、なんと同社の現役の人気フィルターをスマホで活用して撮影を楽しむための機種である。なるほど、、確かにカメラで使えるフィルターをきっちりとスマホでも使ってみるというわけである。先発投手が、技術を使い中継ぎやクローザーの場でも役立てるようなものだ。

まさに、ケンコー・トキナーのエグザプロはMLBの若手投手並みの期待のチカラを持つ、のだ。

しかし、ほんとにそうだよなぁ。誰もが、大谷翔平になれるわけではない。なので、それぞれが生き方を目指していいのだ。このブログだって、一般の写真関係ブログからは大いに外れているが、もやや600回を迎えたのだ、と自画自賛しておく。
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ハクバ写真産業のクリアブロアーMは渋い名脇役を彷彿させる用品だ

人の生きざま、モノのありようなど、それぞれだ。だが、意外に世間というやつは一面しか見ないで評価する。なので、世間の価値観に合わせると、多くの価値のあるものを見過ごすことになる。が、それはそれで仕方ない面もある。

例えば、演劇の世界では誰もが目立つ役をやりたがる。それは、主人公だったり、あるいは特徴的なブロアー.jpgキャラクターの脇役だったりする。だが、皆がそれであれば舞台は成り立たないだろう。それらのキャラクターを引き立てるための影の薄い役どころが必要だ。しかし、そういう役は多くの役者がやりたがらない。結局、やるのはそういう特徴ある役をやりたかったが、できなかった人らが演じたりする。なので、ますます目立たなくなる。いや、目立ってはいけない役どころだから、それでいいのだろうが。。

だが、この特徴のない役どころでも、個性を追求するこはできるだろう。それに徹底していれば、多くのプロデューサーから声がかかり、目立たない役をやらせたらエキスパートの称号が与えられたら、これはもはや芸術的な演技ということになる。

ちょっと、話はずれるが、人には向き不向きがあるのは確かだ。実人生においても、社会の中では主役に向くタイプもいれば、明らかに渋いわき役もいる。もっとも、自分の中では自分が主人公なのだから、胸を張って渋いわき役でも徹底的に演じて自然にいけばいい。そうすることで、人は個性が光ってくると思う。

ところで、写真用品である。ブロアーという存在がある。知っての通りのモノだ。そこで、いろいろと性能などは各社とも変えて発売しているが。その形態をかなり先端的に高めて、持ち喜びにまで昇華したモノは見かけなかった。が、今回のハクバ写真産業のクリアブロアーMは半透明シリコンゴムを使っており、かなり清涼感あるデザインとなっている。もちろん、約100ccの噴射が可能で、実用さも抜群だ。ともかく、持ってメンテナンスする楽しみ、にまで進化したブロアーということだ。

まさに、ハクバのクリアブロアーMは舞台で主役を食う渋い脇役のようなモノだ

しかし、本当にそうだよなぁ。。それに特化すると、かなりの光る個性が一目瞭然となる。こちらも、下町あたりの安酒場を究めれば・・。既に多くがやっているか。。
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3iのカメラポシェットは幕末の剣客の気迫を持つ製品なのだ

 勝とうと思うと負けることがある。さらにいえば、何かをギラギラと狙うとことを為せないことがある。目的志向があまりにも強いと、うまくいかなくなったりする。

幕末の剣客の山岡鉄舟の話である。彼ほどの剣客でも、どうしても勝てなかった相手がいた。浅利又ポシェット.jpg七郎という剣士である。彼と対峙すると、どうしても姿が大きく見えて勝てる気がしなかったのだ。勝とう倒そうと勇猛心を振るっても駄目である。そんなときに、商人として成功した元弟子が挨拶に来た。商用で近くに来たようだ。久しぶりの再会に喜び、四方山話をしていたのだが。その弟子曰く。「今まで商人として投機的な仕事もしてきましたが。面白いことに、儲けようと思うと失敗するんですよね」と語る。「ほう、ではどういうときに成功するのだ」と山岡鉄舟。「不思議なことに、もう儲けとかではなく、良い商売をしようと開き直ったときに限り運に恵まれ、知恵も生まれ成功するのですよ」と。

その時、山岡鉄舟の脳裏に閃いたという。自分は、常に浅利殿に勝とう勝とうと考えて剣技を磨き挑戦し負けていた。それが逆に、剣士としての力を抑えて居たのではないか、と。そこで、改めて考えた彼はついに『勝ち負けではなく、良い剣を見せよう」と決心したという。その後に、彼は、その心持で純粋に浅利と対峙。すると、相手は「もはや、私の及ぶところではありませんな」と一礼して降参したという。

これは少しわかる気がする。無欲の勝利などとカッコいい言い方もあるが。要は、集中力の問題だろう。人は適度以上の欲望を持つと、そちらに気が取られて能力を発揮できなかったりする。その際に、ともかくベストを尽くそうという心境になればということではないだろうか。

ところで、写真用品である。蔵ブランドでお馴染みのサンアイからカメラポシェットが発売された。かなり店頭で人気のようだ。非常に、こだわった商品で、生地は当然として紐を通す穴から内部の構造など、ここまでかよ、という感じで細部に配慮している。これは、売れるだろうと思うのだが。業界紙のほうで取材のおりに、サンアイの社長に聞いたら。なにもマーケットの状況を見て実績予想で販売したわけではない。生地そのものを一堂に集めた展示会を訪問し、ここで『ともかく、この生地を使った商品を作りたい』と考えたのがきっかけだったようだ。その良い生地で良い商品を作る、その思いでできたのがカメラポシェットなのであった。

まさに、3Iのカメラポシェットは不世出の剣客の心境に匹敵する精神で生まれたのだ

しかし、本当にそうだよなぁ。欲はよくないよ。今日は呑んでやろうと呑むと悪酔いする。ともかく充実した時間を過ごそうと思うと。。とりあえず二日酔いはないかも。。
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ケンコー・トキナーのメビウスシリーズは日本の底力を感じさせる商品だ

日本人の凄さというのは、どこにあるのだろうか。もちろん、様々な点があると思う。だが、特に優れているのは思うのは、カスタマイズ能力が抜群だということだろう。

昔ほどでないにしても、やはり海外の個人主義に比べると調和を重んじる民族ではある。そのため、メビウスシリーズ①.jpg平均的に皆の能力を伸ばすという教育指針があるせいか、飛びぬけた天才が目立ちにくくはある。だが、そういう調和の精神をもつがゆえに、外部から入れた様々な対象を、自らの中で消化し皆に馴染むようにカスタマイズする力は抜群である。

例えば、遣唐使を廃止した後の国風文化の発達である。外からの知識は入れていた。が、その道を一度閉ざした。そのために、その入れた知識を内部で活用する必要があった。そうして、生まれたのが独特の国風文化となる。これは、仏教に関してもそうで。仏教というくくりのなかに、〇〇宗など、それぞれの特徴ある教えの部分をクローズアップしてバラバラに国内に入ったが。紆余曲折を経て、各々信者を抱えて共存している。さらに宗教でいえば、外来からの仏教と日本国土に土着していた国家神道とは本地垂迹説という理論で、うまくバランスをとった。

さらに言えば、明治の世にあっての憲法である。伊藤博文を中心に、まとめられた憲法は海外のものを中心に国内の風土の状況をうまくミックスさせている。ともかく、カスタマイズする能力に長けているのだ。これは、考えようによっては、非常に優れた資質だ。なぜなら、天才は素晴らしいが。その一人で創出できる量は限界がある。が、外から何かを経て、それを自分のものにして創出する人間は無限に創出できるからだ。日本に乾杯だ。

ところで写真用品である。ケンコー・トキナーが4月14日から発売するのが、メビウスシリーズという天体望遠鏡のセットである。実は、これは、あのトミーテックのBORGのシステムを採用した商品だ。もっとも、BORGと言えばヘリコイドシステムでお馴染みの玄人向けの製品である。このハイレベルの製品の販売に関しては、数年前からケンコー・トキナーが担当しているのだが。今回は、それをそのままではなく、きちんと独自の工夫を加えて、エントリー向けモデルとして発売したのである。それがメビウスだ。もちろん、撮影する際の機能にも十分に考慮したキットとなっている。

また、当然ながら本来はBORGなので、エントリー機ながらハイレベルのユーザーにまで発展ができるようになっている。BORGのシステムを知らないエントリーユーザーをも高みに連れていくことも可能だ。その裏には、ケンコー・トキナーがエントリー層向けにシステムを組んだ状態にしたりとかのかなり努力したのが理解できる。以前に、トミーテックが全面的に展開していたときに、同社の事務所にかなりの頻度で取材に訪れていた。その際に、担当者の方が言っていたのが、玄人向けの同ブランドシリーズ製品を新規客層に広めて、いかに良さをしらしめるかであった。なにか、ケンコー・トキナーのカスタマイズ能力でこれが実現したので、感慨深いものがある。

まさに、ケンコー・トキナーのエントリー層向け天体観測機材のメビウスは日本人の底力を感じさせる商品、なのだ。

しかし、メビウス、つまりメビウスの輪から来る無限の意味か。本当にそうなんだと思う。これからも、ケンコー・トキナーはその持ち味を活かして多くの人が触れられるアイテムを出し続けて欲しいと思う。健闘を祈る。
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ハクバのワンタッチパネルボードブラックは歴史上の光をも際立たせるだろう

 光あるところは必ず影がある。それらは一体のものであるのだ。人は光のみに目を向けてしまうが、実は影の部分がないと光は成り立たないのだ。

歴史上大きく勇躍した人物を見ると、だいたいこの影の人物が存在している。この影といっても、中ワンタッチパネルボードブラック.jpg途半端な暗がりではない。逆に中途半端な暗がりの人物だと、その人物自身も別にスポットがあたってしまい。光の部分の人物をくってしまうことがある。例えば、豊臣秀吉における黒田官兵衛などは、それ自体で大河ドラマの主役を演じてしまう。三国志の劉備における諸葛亮孔明もそうで、この場合、ハリウッド映画で金城武さんが演じてしまい、逆に劉備の役者のほうが霞んでしまっている。

なので、真の光りにおける影の人物と言うのは、徹底した黒子である。その一人が、野口英世氏における血脇守之助氏だろう。もちろん、血脇氏自身も東京歯科大学の設立など立志伝中の人物ではある。だが、やはり知名度はいまひとつだ。かれ自身の功績というよりも、野口英世のパトロンとして知られている。また、後年には、その野口英世の義理堅さを世に知らしめる役割を担っているにすぎない。この野口英世氏には、もう一人同様の役割をしていた人物がいる。SF作家の星新一氏の父親である星一氏だ。かれ自身も相当に立志伝中の人物なのだが。そんな功績は目立たなくなり、野口英世の友人という立場でのみ名を留めている。

だが、これらの影の人物がいないと、栄光ある偉人の野口英世氏は誕生しなかったかもしれない。影の存在は光には必須なのだ。

ところで、写真用品である。ハクバ写真産業の新製品に「ワンタッチパネルボードブラック」がある。剥離紙を剥がして写真やポスターを貼るだけで簡単にディスプレイできる粘着剤付きのブラックボードパネルである。カット面まで黒いところから、作品をスタイリッシュに演出してくれる。まさに、光である写真やポスターなどの作品を影の部分として打ち出せる用品である。

まさに、ハクバのワンタッチパネルボードブラックは光ある作品を成り立たせる影の主役、なのだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。。ちなみに、今の大河ドラマではさしずめ、徳川家康が光なら、参謀の本多正信あたりが影か。。だけど、やはり主役クラスの松山ケンイチ氏が演じているしなぁ。。
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ケンコー・トキナーのサンクチュアリISリュックは世界大会でも勝てるようなコンセプトだ

 WBCが感動とともに終了したが。様々な名言が生まれた。そのうち、注目を集めていたのが。大谷翔平選手の決勝戦前のロッカールームでの声出しの場面だ。あまりにも有名になったので、繰り返さないが。要は、『これから憧れのスター選手と同じグラウンドで試合するが、彼らを憧れの対象という見方で維持していたら追い越して勝つことはできない。今日一日だけは、憧れの気持ちを捨てよう』という呼びかけだ。

この言葉は、非常に奥深い。ある意味、視点をずらしてみるということだろう。ある対象と接した際サンクチュアリバッグ.jpgに、その対象が何らかの形で強者であった場合、人は必要以上に大きな対象に見える。だが、少し視点をずらすと、意外にそうでもない対象として見えることがある。そうすることで、人はリラックスして普段通りのチカラを全力で出し切ることができるということだろう。

卑近な例で挙げよう。そろそろ入学式の季節だが、その前提となる入学試験の際に、必要以上に対象の学校の試験を強大なものに見て、冷静に対応できない場合もある。だが、これが何校か受験していて、他に行ってもいい学校に合格していたという場合はどうだろうか。意外に冷静な態度で、リラックスして受験できないだろうか。知り合いの一人は、既に早い時期に現実的な本命の学校に合格していたこともあり、高望みかなと言われた学校の試験では、一か八かで受験科目の選択を変更。それにリラックスして取り組んだという効果もあり、見事合格した。

マイナスの事例の場合も同様だ。世間では、パワハラという言葉があるが。その加害者の立場の人間は文字通りにパワーをもってハラスメントをしてくるのだ。その場合、被害者側は当然ながら立場が弱く、往々にして恐怖感を抱いたりする。だが、そこで視点をずらしたらどうだろうか。その権力側の人間でも、その権力組織から抜け出るという決心をした後で、改めて存在を見てみたらどうだろうか。世間でいうところの腹をくくるというやつか。その感覚で相手を見ると、実は単なるショボイ人間に見えたりする。ほとんど恐怖も抱かずに、自己主張をすることはできないだろうか。

この視点をずらしてみる、という心理的な動きは様々な場面で有効だと思う。

ところで、写真用品である。ケンコー・トキナーのカメラバッグ。アオスタブランドのひとつにサンクチュアリというシリーズがある。このうちのISリュックというのは、実はカメラバッグ用途以外でも、耐荷重100kg程度の椅子としても活用できるのだ。まぁ、これで寛いでリラックスということはないが、それでも椅子として十分に機能する。ということは、競争激しいカメラバッグマーケットの中で、椅子としての切り口で独自性を保つ。視点をずらした形で見えられ存在できる商材なのである。もちろん、アウトドアの椅子という中でも視点がずらされて存在することもできるのだ。

まさに、ケンコー・トキナーのサンクチュアリISリュックは世界大会でも勝てるような存在感がある、のだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。なんでも視点をずらしてみると、かなり大したことないことを重大視していたと気づくことある。安い酒を呑んでいると、高級酒を味わえる通人に劣等感を感じてしまうのだが。考えてみれば、同じ酒呑みじゃないか。酔っぱらってしまえば同じだ!
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山田屋台紙店の台紙は有名メジャーリーガーと同じスタイルで売れる

WBCである。今日は控えようと思いつつも、つい試合を観てしまう。小市民としては、御多分にもれずに大谷翔平選手の活躍に注目してしまう。ただ、今回のWBCでは、ダルビッシュ有投手の発言にも感心してしまった。

これは、業界紙のほうのコラムでも書いたのだが。今回は不振が続いていたジャパンの主軸打者につ山田屋さんの入学台紙.jpgいて、聞かれた時の彼のコメントだ。『結局、野球のこと』と表現。野球より人生のほうが大事。休みがあるのだろうから、その時間に美味しいモノでも食べて、ゆっくり過ごしたほうがいい、という内容であった。要は、人生=野球ではない。野球は人生の一部である。そのことで、人生全体を塗りつぶして落ち込み引きずって過ごすのはやめたほうがいい、という感じだろう。

 こちらみたいな昭和世代は、もちろんのこと。日本人の場合は、結構な若い連中も仕事=人生と思い込んでしまう。なので、仕事で不振がつづくと生活全般で元気がなかったり、人生そのものに絶望したりする。だが、考えてみれば人生の一部に仕事があるのだ。それ以外は家庭生活があったり、個人の趣味の世界があったりする。書いてしまうと、当たり前のことだが、このように俯瞰してみるのはなかなか難しいものだ。しかも、ダルビッシュ投手のように、野球に関して非常にストイックに取り組んでいる人間がそう言ったのだから、意外な気がした。また、かえって説得力があると感じた。

さらに、その野球自体にも彼は俯瞰した姿勢で取り組んでいる。彼が対豪州戦で投げたとき、次は交代が確定しているのに、変わらずにブルペンで球を投げ込んでいた。その映像を見たテレビ中継の解説者は「たぶん、あれは自身が本日決めていた球数に達していなかったので、自身の調整のためにやっているのだろう」と分析していた。この動きも、なかなかだ。ある意味、野球そのものについては、WBCは楽しみながら力を発揮する場所にはするが。やはり、本業のほうのメジャーの開幕に備えての調整をするということなのだろう。このあたりも、彼は俯瞰して考え動いているのだ。

いずれにしても、俯瞰してのめりこまずに有意義に行く。これは、日頃から視野が狭くなりがちな、こちらとしては非常に新鮮であった。

ところで、写真用品である。山田屋台紙店の台紙である。ここの台紙は、やはり革製で作られたような高級台紙のラインではない。なので、思い出にのめりこみすぎていない。その一方で、品質に関してなど価格の割には、かなりしっかりした素材だし良いつくりとなっている。思い出を重い出にしないで、ごく軽くしつつ、それなりに力を入れて楽しみながら商品力を発揮しているのである。

まさに、山田屋台紙店の台紙は有名メジャーリーガーのスタイルでアピールする、のだ。

しかし、今回のWBCで改めて、日本のプロ野球にも逸材が多いということに気がつかされた。久しぶりに、日本のプロ野球中継も見てみるかな。。安酒でも呑みながら・・。
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